就職活動対策のための「GSA就職合宿」を開催しました

大学

2024.02.28

 2月14日(水)、15日(木)の2日間、11号館教室で「GSA就職合宿プログラム」を行いました。これは、就職内定を獲得した4年生がGSA(学生就職アドバイザー)として、2025年3月卒業予定の就職希望者を対象に、就職活動に関するノウハウやポイントを伝える機会として毎年行っているもので、今回で17回目。2日間の日帰り学内研修で、3年生38名、GSAスタッフ22名、キャリアカウンセラー8名のほか、県内外企業8社の採用担当者、就職課スタッフが参加し、面接官役を務めました。

 1日目の午前中は、「就職の心構え」をテーマにした講演とマナー講座、そしてGSAとキャリアカウンセラーが面接官役を務めるグループディスカッション対策を行いました。さらに、パソコンの位置や目線、表情や話し方をロールプレイで学ぶWeb面接対策も実施。午後からは、集団・個人面接が行われ、参加者たちは真剣な表情で積極的に取り組んでいました。

 2日目は、実際の採用試験に近い形式で、企業の採用担当者とGSAによる模擬面接が行われました。前日に受けたアドバイスを活かし、入退室時のマナーや受け答えの際の声の大きさ、表情などに注意しながら、参加者たちは面接に臨みました。その後のフィードバックでは、質問への対応力、自己PRの改善点などについて、採用担当者やGSAからアドバイスが送られました。

 参加者の青木裕哉さん(経済学科3年)は2日間のプログラムを終えて、『はじめはとても緊張していて、自分の考えをうまく伝えられるかどうか不安だったが、模擬面接などを通してその都度フィードバックをいただき、質問の意図や面接官の見るポイントなどがわかるようになった。自身の長所、短所について理解することができ、課題である「簡潔に話すこと」を意識して第一志望に合格できるように取り組んでいきたい』と述べました。

 GSAとして参加した高尾幸加さん(リーガルエコノミクス学科4年)は「実際に面接官役を務めて、話している内容も大切だが、その方の印象がとても大きな判断材料になることを感じた。目線や相槌、周りの方の話を聞いているかなどもポイントだと感じた。また、グループディスカッションのなかでタイムキーパー役の参加者が、言葉に詰まった発表者に対し配慮をしている様子が見られ、臨機応変に進行をコントロールしており関心した」と語りました。同じく、原茉央さん(商学科4年)は「昨年は受講する側で参加しており、3年生の緊張している気持ちがとてもよく理解できた。グループディスカッションでは、周りをよく見まわして他の参加者を気遣いながら進行している姿に感心した」と、参加者を称えました。

 参加企業からも「自分らしさを忘れずにチャレンジしてほしい」「準備してきたことをしっかりと表現できるように実際に声にしてみるなどで対策してほしい」「自信を持って明るく元気に面接に臨んでほしい」といったアドバイスが寄せられました。

※2021年より、本学西合志研修所での合宿ではなく、学内での日帰り集中研修として実施。

 

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