商学部嶋田ゼミがサクラマチクマモトで「竹の箸」を販売

学生の活躍

2024.03.21

 3月2日(土)、ホスピタリティ・マネジメント学科の嶋田文広講師(専門:キャリアデザイン)の3年ゼミ生5名が、サクラマチクマモトで竹箸の販売会を開催しました。
 これは、「産学連携プロジェクト」として地域創生活動や産学連携(PBL等)を用いて課題解決のプロセスを学ぶ嶋田ゼミと、竹箸メーカーの株式会社ヤマチク(玉名郡南関町)が互いの学びや技術をいかして、教育・研究の活性化、企業の売上拡大をめざすもの。今回の産学連携活動において、学生たちが㈱ヤマチクの現状調査を行うなかで、国内での「竹の箸」の認知度や売上は増えているものの、海外への販売やPRが十分でないことに注目。そこで、ゼミ生たちは世界的な和食文化への関心の高さや箸食文化の広がりに着目し、海外の顧客に日本の伝統文化、技術、サスティナブルな資源の価値を伝えるため、「竹の箸だけ販売会」を企画しました。
 学生たちは同社の製品の魅力や環境に配慮した企業活動について学んだことをもとに、日本語・英語・中国語(簡体字・繁体字)のパネルに情報をまとめ、通行する人々に積極的に声をかけて商品のPRを行いました。展示された商品に興味を持った来場者に、学生たちは「okaeri」やポテトチップス専用の竹の箸の開発や竹の素材の利便性について説明。来場者は学生たちの説明を熱心に聞きながら、展示されたさまざまな商品を手に取り、プレゼント用など各々の目的で購入していました。購入者の一人は、「学生さんの説明がとても分かりやすく、実際に箸を使って豆をつまんだ感触も良かったので、購入を決めました」と感想を述べました。
 リーダーの甲斐よしのさんは、「4月からヤマチク様に企画を提案し続け、この外国人旅行者向けの企画が実現しました。お客様に商品を見ていただくためのアプローチについて課題が見えましたが、普段はおとなしい仲間たちが、頑張って呼び込みや商品をPRする姿に仲間の成長を感じました」と販売会の成果を語りました。

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