伊津野ゼミ2年生が「全国物流ビジネスプランコンテスト」で審査員特別賞を受賞!

学生の活躍

2024.04.01

 3月28日(木)、本館2階特別会議室で「全国物流ビジネスプランコンテスト」の表彰式が行われました。これは、日本ローカルネットワークシステム協同組合連合会が主催する、物流業界の「デジタルトランスフォーメーション(DX)」の流れから、新しい物流ビジネスの必要性を捉え、生活を支える重要なインフラ産業である「物流業界」の課題を解決するために、「雇用」「事業」「業界」の視点でアイデアを募集した全国物流ビジネスプランコンテストで、ホスピタリティ・マネジメント学科 伊津野ゼミ2年の「チーム ハタチッ☆」(家入咲実さん、宇都宮紫音さん、有馬春華さん、上田くるみさん、有働結さん、野村陽里さん、髙宮優珠さん、宮本美月さん)の「ドライバー不足解消のための大学生の時間割共有アプリの提案」が審査員特別賞を受賞し、それを讃えるために執り行われたもの。

 同チームは「ドライバー不足解消のための大学生の時間割共有アプリ」で、ドライバー不足による宅配の崩壊を防ぐことを目的に、昼間人口の多い大学で、荷物を受け取ることができるようにし、大学生の時間割アプリの導入で通学日に合わせた配達も可能とすることを提案しました。現在、ネットショッピングなどの需要の拡大や店舗よりも安く購入できる商品が増えたことで、ドライバー不足による長時間労働や、再配達での負担が大きくなっています。その問題を学生ならではの目線で解決できないかと同ゼミ生が意見を出し合い提案しました。

 時間割共有アプリについては、学生1人ひとりが時間割を打ち込み、個人プロフィールを作成。それを用いたQRコードを取得することで、荷物受取の際の本人確認ができる。また、アプリ内で、学食や学内コンビニで利用できるクーポンの配布や、隙間時間の有効活用のためのアルバイトとマッチングすることができるなど、学生ならではの発想とアイデアを盛り込んだ提案となっており、3位入賞はかなわなかったものの、「独特の切り口をもっている。ぜひ実現してほしい」との審査員の思いから、審査会の最中に審査員特別賞を設けることになり、今回の受賞となりました。

 受賞のコメントを発表した有働さんは「ゼミのみんなが案を出して、このプランが出来上がった。高校生までは文化祭や体育祭などクラスで一つの行事に取り組むこともあったが、大学生なってからは初めての共働作業で、とても楽しかった。初めてのコンテストでこのような賞を頂けて、いい思い出になりました」と語りました。

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