令和6年度 沖縄国際大学への出発式を行いました

学生の活躍

2024.03.15

 3月7日(木)、令和6年度沖縄国際大学との単位互換制度による派遣聴講生の出発式が、本館3階特別会議室で行われました。

 この制度は、派遣学生として、沖縄国際大学に1年間または半年間在学するもので、授業科目の履修および単位の修得ができます。修得した単位は所属学部の単位として認定され、学生に幅広い学修機会を提供する国内留学制度の一つです。令和6年度は、八木武さん(経済学科1年)が1年間、沖縄国際大学の経済学科に派遣されます。

 出発式では、細江守紀学長が「本学には留学制度やこのような他大学との単位互換制度があり、いろいろな形で学ぶ機会があります。熊本と沖縄では歴史も風土も違うと思いますが、そういったなかで、さまざまな部分の問題意識に対し、積極的に取り組んでください。また、生活環境も違うと思うのでキャンパス生活の違いも感じ、有意義な生活を送っていただきたい」と挨拶。続いて、経済学科長の米田耕士准教授が「八木さんはすでに他大学で学位を取得済みであり、ご退職後に改めて経済学を修得するため、学問に取り組んでおられます。ご退職前からの専門分野の問題について、現地調査も交えて経済学的視点で分析されるご予定です。沖縄国際大学での1年間が充実したものになりますことを祈念しています」と激励の言葉を送りました。

 八木さんは「現在64歳ですが、現役の学生さんと同じ気持ちで学問に取り組んでいます。仕事をしていたなかで、経済や金融関係について無知であると感じていたため、入学いたしました。沖縄国際大学への派遣プログラムに参加することができて嬉しいです。退職する前から気になっていた沖縄の失業率の現状や観光産業・公職・米軍関連以外の学生さんの就職先について、就職志向も含めて実際に調査したいと思っています」と抱負を語りました。

 八木さんは3月下旬に沖縄へ出発する予定です。

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