国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)より本学へ感謝状が届きました

2024.03.25

 3月13日(水)、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)より本学へ感謝状が届きました。これは本学の経済学科 江口智士准教授(専門: 計算科学・天文学)がX線分光撮像衛星(XRISM)の「プレパイプライン」の開発において中心的役割を担ったこと、および衛星打ち上げ後の初期運用に貢献したことが評価され、JAXAより贈呈されたもの。
 XRISMはJAXAおよびNASAを中心とする日米欧の70以上の研究機関の協力のもとに開発された、日本の7番目のX線天文衛星です。小型月着陸実証機(SLIM)とともに2023年9月初旬に種子島宇宙センターからH-ⅡAロケット47号機で打ち上げられました。XRISMに搭載された超精密分光器(Resolve)と広視野CCDカメラ(Xtend)により、宇宙における元素の起源、中性子星・ブラックホール・銀河・銀河団などのさまざまな天文学上の謎の解明が期待されています。

 2023年11月15日には第一期観測提案公募を開始、XRISMで観測されたデータは地上局でテレメトリデータとして受信され、日本側のプレパイプライン、続くNASA側のパイプラインによる加工処理を経た後、研究者に公開されます。

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