経済学科の学生がボーディック奨励賞を受賞しました

学生の活躍

2024.03.22

 アーバンデータチャレンジ2023 with 土木学会インフラデータチャレンジ2023(以下、アーバンデータチャレンジ2023)で、藤岡大貴さん(経済学科4年)の「どこでも使える Web スタンプラリー」と下田眞聡さん(経済学科3年)の「オープンデータ検索取り組み状況可視化アプリ」、同じく、二人を指導した境章名誉教授の作品がBODIK奨励賞を受賞しました。

 アーバンデータチャレンジは、地域課題の解決を目的に、オープンデータなどを積極的に活用した効果的なアプリケーションや活動などをコンテスト形式で募集するもので、データ活用型コミュニティづくりと一般参加を伴う作品コンテストの2つのパートで構成されています。本年度の作品コンテストでは191作品の応募があり、そのうち14作品が1次審査を通過。その一次審査の作品のなかに、BODIK賞に該当する作品が含まれなかったため、BODIK奨励賞という形で新たに7作品が選出されました。

 受賞した三人には、アーバンデータチャレンジ2023に協賛した、公益財団法人九州先端科学技術研究所の上田健次氏より、賞状が手渡されました。上田氏は「この3作品はBODIKの利点を駆使した、全国どこでも使える優秀なアプリです。本日は誠におめでとうございます」と激励の言葉を贈りました。

 藤岡さんは「オープンデータの活用に関するアイデアに一定の評価をいただけたことを嬉しく思う。卒業後はエンジニアとして、さらなる技術習得をめざし、より高度な作品を作れるように精進したい。そして、今回のようなイベントで学生の手助けになるような情報提供を行っていきたい」と受賞の喜びと今後の抱負を語りました。

 

※ BODIK:(公財)九州先端科学技術研究所、(公財)福岡アジア都市研究所、福岡市が共催するビッグデータおよびオープンデータに関する研究会。略称はBODIK (BigData & OpenData Initiative in Kyushu)。「オープンデータ事業を通じて、産学官の垣根を超えたデータの利活用を促進し、九州全域のスマート化に貢献する」ことを目標に、スマート九州プロジェクトを推進している。

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