卒業記念広告「サラバ、青春。ハロー、未来。」
2024.03.23
3月22日(金)・23日(土)の熊本日日新聞朝刊に、卒業記念広告「サラバ、青春。ハロー、未来。」を掲載しています。
「コロナ禍で入学式が中止になり、制限下で青春を過ごした私たち。
普通とは違う、困難を乗り越えての卒業…
だとは思わないでほしい。
『不自由』だったかもしれないが『不幸』ではなかった。私たちは、私たちの青春をしっかり謳歌したんです」
コロナ禍で力強く生きた卒業生からの社会へ向けてのメッセージです。
サラバ、青春。
はっきり言って、大学生活は想定外のことばかり。
入学式用に買ったスーツは着れなかったし、
対面授業がはじまったのもずいぶん経ってからでした。
それでも、日常がまるごと奪われたわけじゃない。
不便なことは多かったけど、不幸ではなかったんです。
恋をした。夢を見つけた。恩師に出会えた。
私が、私たちの青春を、なかったことになんてしない。
誰が何と言おうと私は最高。
私たちの4年間は、最高だったんです。
サラバ、青春。
私、卒業おめでとう。
今日、大学を卒業する君へ。
卒業、おめでとう。
ハロー、未来。
卒業式からたった一日で、何が変わる?
昨日「私たちの4年間は最高だった」って言ったけど、
本当は、この不自由で、息苦しい毎日が、
いつ終わるんだろうって思った日もありました。
私たちはもうすぐ「新社会人」になるんだって。
社会ってなんですか?どんな色ですか?
いまはまだわからないけど、
「社会人」という曖昧な人間じゃなく、
社会のなかで、ちゃんと、
自分を大切にできる大人になっていきたいと思う。
急激に変わった世界を進んできた、コロナ世代の私たち。
だけど、かわいそうって言わないで。
おかげさまで、対応力と想像力にはちょっと自信があるんです。
入学式用に買ったスーツは、入社式で着る予定です。
ハロー、未来。
私、行ってきます。
新しい世界へ旅立つ君へ。
未来へ、行ってらっしゃい。
卒業生へのメッセージを募集します
コロナ禍で入学し、大学生活の大半をコロナ禍で過ごしたすべての卒業生へのメッセージを募集します。