令和5年度学位記授与式を挙行

イベント

2024.03.22

 令和5年度熊本学園大学学位記授与式を3月22日(金)、熊本県立劇場コンサートホールで挙行しました。卒業生数は学部生1,035名と、大学院修了生46名の総勢1,081名で、式典の様子はライブ配信されました。

 式典では、細江守紀学長より各学部・大学院の代表者に学位記が授与され、各学部の成績優秀者4名には高橋賞が贈られました。細江学長は告辞で「本学で培ったスキルや知識をいかし、自信を持って社会で活躍してください」と述べ、目黒純一理事長が「移り行く世界のなかの日本、そして熊本を今度どうしていくかは、若い君たち世代の役割であり、君たち次第です。日本の少子高齢化による働き手の不足に生成AIも解決策となり得ますが、人間の思考力には及びません。これから社会に巣立っていく皆さんには、それを忘れないでいただきたいと強く願っています」と激励しました。続いて、来賓祝辞では、同窓会志文会会長の住永豊武氏からも卒業生へ祝辞が送られました。

 最後に、卒業生・修了生総代として、経済学部リーガルエコノミクス学科の森田妃香さんが登壇し、「多くの困難を伴った4年間でしたが、長いようで短く、私にとってとても充実した、かけがえのないものになりました」と謝意を述べました。

 閉式後、卒業生は大学へ移動し、各教室で学位記が授与されました。第一部学生自治会が企画したフォトブースが学内2箇所に設置され、友人や恩師との記念撮影をする様子や、後輩たちから花束などを贈られる卒業生の姿が見られ、思い思いに卒業の喜びを分かち合っていました。坂本葵さん(第一部社会福祉学科4年)は「入学当初はコロナ禍でオンライン授業での自宅学習に不安を感じていましたが、制限があるなかでボランティア活動ができないかなどできることを探し、先生方からは授業や就職、卒業研究など親身に指導を受け成長することができました。県外での就職が決まった今、私は一人ひとりに寄り添う職員として、そして、支援が必要な人々に対してどんな制度や支援サービスが必要かを考え、自らができる行動を起こしていきたいと思っています」と語りました。

 卒業に伴い、「新1号館 みらい」132教室では、将来熊本県や出身地域の中心的存在となり活躍する人材を育成する『地域中核人材育成プログラム』の修了式が行われ、修了生11名が細江学長より修了証を受け取りました。

 本式典への出席を心待ちにされていた保護者の皆さま、都合により出席が叶わなかった卒業生・修了生の皆さまへ、大学からInstagramFacebookににフォトギャラリーを公開しています。ぜひご覧ください。

SHARE: