スポーツ推薦入学者向け研修会を実施しました

大学

2024.04.22

 4月9日(火)、「新1号館 みらい」121教室で、令和6年度スポーツ推薦入試で入学した新入生を対象としたスポーツ推薦入学者向け研修会が行われました。これは、今年から新たに設置したスポーツ振興センターの5つの柱の1つである、「スポーツ活動に励む学生への支援(修学支援・競技支援等)」を強化する一環として開催されたもの。新入生67名のほか、学内のサークル指導者の教職員約12名が参加しました。

 はじめに、スポーツ振興推進委員長の立木宏樹教授(専門:スポーツ社会学)が、自主的・自律的な活動となる大学スポーツのあり方や、学生アスリートのキャリアについて講話を行いました。立木教授は、ガバナンスや大学スポーツのビジネス化など大学スポーツを取り巻く環境の変化を背景に競技者が安全で安心してスポーツ活動に打ち込む環境の整備のため(一社)大学スポーツ協会(UNIVAS)が発足したことに触れ、競技だけにとらわれない学生の学業支援の必要性について説明。さらに「大学スポーツ」と「人としてのキャリア」を同時進行させる「デュアルキャリア​」についても言及し、大学が提供する学業支援や就職支援のシステムについて説明しました。立木教授は「皆さんがスポーツで活躍できるように支援することはもちろんだが、地域にとっても皆さんは貴重な存在。社会に貢献できる人材に育てるのが我々の使命であるので、学業や就職活動について支援していく」と述べました。

 続いて、スポーツ振興センター事務室の岡本沙織氏が、「クマガクスポーツについて」というタイトルで、体育系サークルやスポーツ施設の紹介、スポーツ振興センターの役割について解説しました。

 その後の学内指導者との顔合わせでは、各々のサークルごとに指導者が活動内容や心構えについて説明しながら、新入生との交流を図りました。

 バドミントン部の女子学生は「競技に取り組むなかで、相談できる場所があることを知って安心した。今は競技成績を上げることに努力したい」と、今後の活動に向けた意気込みを語りました。

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