ライフ・ウェルネス学科の「フレッシュマンキャンプ」が行われました

イベント

2024.04.25

 4月15日(土)、ライフ・ウェルネス学科主催の「フレッシュマンキャンプ」が721教室と総合体育館で開催されました。これは、新入生が円滑に大学生活をスタートできるよう、教員と在学生が共同で企画したイベントを通して、新入生同士の親睦を深めることを目的として行っているもので、新入生約105名、在学生19名、卒業生3名、教員9名の計136名が参加しました。

 はじめに、学科長の石橋剛士准教授(専門:運動学)が「皆さんの大学4年間がより充実したものになるように、卒業生、上級生、そして教員との縦のつながり、同級生との横のつながりを意識して、積極的にコミュニケーションを取りながら本日は楽しんでもらいたい」と挨拶。その後、卒業生が在学中の学びや自身の仕事について語るフレッシュマンセミナーでは、2018年度卒業生が登壇し、熊本市消防局に勤務する吉田悟さん、ホットヨガスタジオロイブに勤務し、フィットネスインストラクターとしても活躍する内田百香さん、天草市立本渡中学校で教鞭をとる松本将一朗さんが講演しました。吉田さんは、訓練や消防活動、救助活動について、実際の資料動画や写真を示しながら説明。緊迫した現場の様子や救命できた時の喜び、その反面凄惨な現場での体験について話し、最後に「学生時代にしか学べないことを吸収して、将来の可能性につなげ、実りのある4年間にしてほしい」と述べました。松本さんは新入生に「教員の仕事」と聞いてイメージすることを尋ね、新入生たちは周囲と話し合いながらそれぞれ「掲示物の掲示」、「学級通信の作成」など思い思いに発言。新入生からの発表を受け、松本さんは、「『学級経営』という業務の一環で給食の献立やお知らせなどの掲示をする」など実務にそって仕事内容を説明。また、在学中の写真を示しながら、在学中に打ち込んだボランティアの経験について語る場面では、「在学中のさまざまな経験が必ず子どものためになる仕事」と仕事のやりがいについて語りました。

 午後は総合体育館を会場に、卒業生の内田さんによるズンバ体験を実施し、新入生をはじめ教員、卒業生も参加。軽快な音楽やリズミカルな動作に最初は戸惑っていた参加者も、ともに汗をかきながら笑顔で取り組む姿が見られました。続いて新入生たちは班に分かれ、在学生が企画したレクリエーション「ミニ運動会」に参加。二人三脚や、借り物競争、綱引きなどを行い、交流を深めました。

 在学生の塩津和浩さん(3年)は「授業が始まるとクラスごとの活動に分かれてしまい、他のクラスの学生との交流が希薄になることから、1年生全体の交流を深める企画を考えました。クラス全体が仲良くなれば、授業や資格取得などの目標に向けて一緒に頑張れるので、友だちをたくさん作ってほしい」と話し、新入生の伊藤海翔さんと日吉健斗さんは「今日は積極的に参加し、同級生と仲良くなれたと思う。体育系サークルに所属しており、教職を志しているので文武両道をめざして頑張りたい」と抱負を語りました。

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