4月26日（金）、4号館の2教室で公務員・教員希望者向けの集団討論練習会が開催されました。これは、公務員試験対策に加え、集団討論の練習を通して時事問題やさまざまな視点や考え方を学ぶ機会として就職課が企画したもので、13名の学生が参加しました。

　オリエンテーション後、学生たちは2つの教室に分かれ、司会、タイムキーパー、書記の役割を決め、「熊本の交通渋滞」をテーマに30分間の集団討論に臨みました。学生たちは自ら定めた時間配分にそって、自身の意見をまとめ、討論を開始。交通渋滞による地域課題やその解決策について、熊本市の政策や他の自治体の取り組みを例に挙げ、議論を交わしました。学生たちは相手の意見にも熱心に耳を傾け、相槌を打ちながら、議論に積極的に参加しました。討論終了後、就職課職員からフィードバックが行われ、学生たちのテーマへのアプローチや議論の質を評価され、官公庁や自治体、企業などの多角的な視点を持つことの重要性についてアドバイスが送られました。

　参加した学生たちは「初めて参加したが、他の人の意見を聞くので精いっぱいだった。自分の意見がなかなか言えなかったが集団討論の流れがつかめた」や「今回が2回目の参加だったが、交通渋滞の現状やそれに対するさまざまな視点を得ることができた。自分も知識をつけていかなければいけないと思った」といった感想を述べました。