英米学科基礎ゼミナールで就職課出前講座を実施しました

英米学科

2024.06.24

 6月13日(木)、1141教室で英米学科の1年生73名を対象に、就職課の職員が「就活出前講座」を行いました。これは、学生の進路(就職)に対する不安を解消し、早期からの準備を促進するために就職課の職員が各学部で開講しているもの。今回は昨今の早期就職決定の流れを背景に1年次より就職活動への意識づけをすることを目的に、実施されました。

 登壇した就職課の川嵜清澄氏は、英米学科卒業生の就職先や現在の就労環境、就職活動の大まかな流れなどを資料や就職支援の実績に基づいて説明。「『やりたいこと』は『知っていること』のなかからしか選択できない」とし、1年次から知見を広げることを推奨しました。また、「早期離職について3年以内の早期離職率は3割を超えるものの、以前に比べるとキャリアアップのための転職がしやすくなっており、それ自体に問題はない」と説明。しかしながら全国的に超早期離職(半年以内)が1割を超えており、「理由を問わず1年を満たない転職となると、キャリアアップの転職は難しくなる場合がある。できる限りインターンシップなどに参加し、企業を見極める力を身につけてほしい」と述べました。

 参加した水本咲希さんは、「初めて聞く情報ばかりで、県内への就職状況も思っていたより高くて驚きました。留学を検討しているので、就職活動も早めに考えていきたいです」と今後の学生生活への意欲を語りました。

 後半は、外国語学部の矢冨弘准教授(専門:英語史)より、就職の際に有効となる資格取得に向けて説明。学部で取り組んでいるTOEIC全員受験について、本学のe-ラーニングシステムより利用できる「Academic Express 3」を活用した学習が促されました。学生はスクリーンに映された本学サイトへのログインやその後の流れについて、スマートフォンやパソコンを同時に操作しながら確認し、試験に向けての準備を行いました。

 

※Academic Express 3は、世界最大級の英語教材データベース「スーパー英語」を大学生向けに編成したeラーニングサービスで、豊富な学習コンテンツが特長。2万語以上の単熟語データが収録されています。

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