株式会社コアミックスと包括的連携協定を締結しました

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2024.06.20

 6月14日(金)、本学と株式会社コアミックスは、相互の連携・協力のもと、世界に誇る日本文化の一つである漫画・アニメのさらなる発展に寄与する熊本の若い才能をサポートし、地域社会や地域の産業に貢献する有為な人材の育成に寄与することを目的として包括的連携協定を締結しました。本学はこれまで、熊本県内の22の自治体・団体等(13自治体、4団体、2教育機関、3企業)と連携協定を結んでおり、今回が23例目。

 「新1号館 みらい」で行われた調印式には、コアミックスから持田修一常務取締役、橋本俊太郎熊本事業部課長、本学からは細江守紀学長、金栄緑副学長、塩入すみ理事、西村明博事務局長が出席しました。協定書に調印後、持田常務取締役が「漫画の発展に寄与する」「若者たちにチャンスを」という企業理念にもとづき、海外の漫画家育成事業や高森高等学校マンガ学科新設など活動内容と、協定締結に至るこれまでの経緯を報告。「漫画だけではなく、幅広い教育、経験ができるような『チャンス』を提供し、クマガクと一緒に世界に羽ばたいていけるような若者を育てていきたい」と抱負を述べました。

 調印式終了後は、本学の学生と意見交換会を実施。文化系サークル「ビジュアルアート部」に所属する3名と留学生3名が参加し、「コアミックスに期待すること」などについて意見を交わしました。学生たちは、「漫画を通じて表現力や技術を向上させたい」「クリエイティブな活動に積極的に参加したい」といった意欲を示しました。また、「漫画を教育や福祉活動に活用し、視覚的な表現を通じて多くの人に情報を伝える手段として活用したい」という意見も寄せられました。

 参加した久連松真衣さん(商学科2年)は、「子どもの頃から母親の影響で多くの漫画を読んできました。私の夢は商学部で経営マネジメントを学ぶことです。今回の意見交換会で、自分の夢と好きな漫画を組み合わせることができるのではないかと思いました。連携によって私自身のスキルアップや大学全体の学術発展に繋がるのではないかと感じています」と期待を述べました。

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