令和6年度大学懇談会が開催されました

イベント

2024.06.20

 6月16日(日)、在学生の保護者等を対象とした令和6年度大学懇談会(熊本会場)が本学で行われました。これは、在学生の保護者等へ大学生活全般、学業成績、就職状況などを報告し、大学の近況や取り組みを伝え、意見や質問を直接受ける機会として開催されるもの。毎年九州・沖縄各県8会場で行われ、今回の熊本会場では、約120名の保護者が参加しました。
 全体会の挨拶で細江守紀学長は、現在のクマガクの取り組みについて具体的に解説。「学生第一主義の教育を推進しており、社会の発展に寄与する知と地の拠点大学として教育・研究活動を進めている。これからも学生のために教職員が一丸となって取り組みを進めていきたい」と語りました。
 続いて、学生生活支援について吉川勝広学生部長から、「大学生が抱える不安」「大学生を取り巻く社会の環境」「学生生活支援の概要」「課外活動について」の4点について説明がありました。吉川学生部長は、学生時代に潜むリスクについて言及し、「飲酒問題や名義貸し、SNSをはじめとしたネット上のトラブルなど、多くのリスクが存在する。大学としては学生への啓蒙活動を行うなどして、学生たちの理解を進めているところ。学生生活で不安に思うことやわからないことは、遠慮なく学生課に相談してほしい」と述べました。
 最後に、就職支援について、波積真理就職委員長が令和5年度の就職実績や就職支援制度を解説。今年度見事内定を獲得した4年生2名が登壇する場面もあり、自身の就職活動を振り返り、「親からのどういった支援がありがたかったか」などの質問に答えました。
 全体会終了後、学部ごとの会場に分かれて学部説明会が開かれ、各学部の現状について、学部学科の取り組み、就職状況などに対する具体的な活動についてデータや資料を用いて説明が行われました。各学科に所属する在学生が本学での学びや取り組みを発表するシーンもあり、参加した保護者の方々は時折笑みを浮かべながら耳を傾けていました。
 その後、学部学科、成績・資格・就職・留学などについて教職員が相談に応じる「個別相談」と、「新1号館 みらい」や図書館といった施設を見学する「キャンパスツアー」が実施され、多くの保護者が参加しました。
 懇談会に出席した英米学科4年の男子学生の保護者は「コロナ禍の入学でオンラインでのスタートだったので不安も多かったが、今回参加したことで、知らなかったことへの不安がなくなった。まだ就職活動中で親としての悩みも多いが、個人面談で話を聞いてくださったので、改めて参加してよかったと思った」と感想を述べました。
 ご来場いただきました皆さま、ありがとうございました。今後の大学懇談会の日程は、こちらをご参照ください。

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