スポーツ振興センター開設記念オープニングセレモニーを開催しました

イベント

2024.07.01

 6月15日(土)、14号館高橋守雄記念ホールで「スポーツ振興センター開設記念オープニングセレモニー」が開催されました。これは、2024年4月に開設されたスポーツ振興センターの誕生を記念して開催されたもの。約220名の聴講者の前で、一般社団法人大学スポーツ協会(以下UNIVAS)常務理事・事務局長の筱﨑隆広氏と熊本県出身でサッカー元日本代表の巻誠一郎氏が講演を行いました。
 セレモニーの開始にあたり、細江守紀学長、目黒純一理事長が挨拶。スポーツ振興センターの設置を皮切りに、さらにクマガクのスポーツ振興を図っていく方針を語りました。続いて、立木宏樹副学長より新設されたスポーツ振興センターの概要や取り組みについて解説し、「体育系サークル活動の強化、体育系サークルの運営管理、地域貢献、広報プロモーション、スポーツ施設の運営管理などを行っていく。本学が有するスポーツ資源を地域に還元するなど大学としての役割を果たしていきたい」と語りました。
 その後行われた第一部の講演では、「卓越人材と大学スポーツ」と題して、UNIVASの筱﨑常務理事・事務局長が登壇。UNIVASの定款の目的に記載されている「卓越性を追求する人材の輩出」について触れ、「大学卒業後、社会で活躍できる人材になることが重要。『ゴールをめざす集団の一員として求められること』を身につける必要がある」と語りました。さらに、自身の企業での勤務経歴から、運動部活動には卓越性を有する人材となる優位性があると述べ、「部員管理や部費の管理、SNSでの発信、スポンサー企業開拓、戦術・練習方法の開発など、運動部活動を通して体得できることは、企業活動でも必須のスキル。チームに所属することで得られるリーダーシップとフォロワーシップを発揮できる人材にも近づける」と語りました。
 第二部の講演では、サッカー元日本代表の巻氏が「目標を達成する為の思考力」をテーマに講演。サッカーとの向き合い方を中心に、自身の生い立ちからこれまでを語りました。巻氏は、数々の目標を達成してきたなかで感じた大事な4つのマインドセットを紹介。①届きそうな目標を設定する②短所はチャンス(伸びるチャンス)③人がやりたくないことを率先してやる④感謝の心(当たり前のことに)、素直な心(受け止める力)、諦めない心(まだできないだけ)が大切だとし、「『知ってる』と『できる』ではまだ足りない。実際に『やってみる』ことが一番大事」とメッセージを送りました。
 今後、スポーツ振興センターでは大学スポーツの振興と、スポーツを通して広く地域社会の発展に寄与する取り組みを行っていく予定です。

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