社会福祉学部開設30周年記念イベントが開催されました

イベント

2024.07.11

 6月29日(土)には「福祉と共生の時代へ」をテーマに、社会福祉学部開設30周年記念行事が開催されました。熊本学園大学社会福祉学部は1994年に開設され、現在は第一部社会福祉学科、福祉環境学科、子ども家庭福祉学科、ライフ・ウェルネス学科と4学科に1,247名(2024年5月1日現在)、第二部社会福祉学科に74名の学生を擁し、これまで8千人を超える卒業生を輩出しています。

 14号館高橋守雄記念ホールで行われた記念講演会では、細江守紀学長が「社会福祉学部の発展とともに多くの専門性を持った人材が育成され、福祉分野に大きく貢献してきました。今後も学部を超えた研究や教育の連携を進め、大学全体の発展を目指めざしていきます」と挨拶。続いて、高林秀明社会福祉学部長が「今回の30周年記念行事は、学生と教職員がともに準備し、教育研究の方向性を探り、学部の特色ある教育をアピールする機会としました。小西先生の講演を通じて、支援の難しさや盲点に気づき、社会福祉の専門性を再考していただきたいと思います。また、30周年記念動画やオープンキャンパスを通じて、学科の雰囲気を感じてください」と述べました。その後、学部紹介動画が放映され、30年の歩みや各学科の特色ある学びが紹介されました。また、地域の方から30周年を祝う花束贈呈の一幕もありました。

 記念講演では、大阪大学大学院の小西真理子准教授が「なぜ暴力関係から逃れられない人がいるのか―私たちの関わり方を問い直す」をテーマに登壇し、学生、県内高等学校関係者、企業関係者、教職員など約250名が聴講しました。小西准教授はカップルや親子関係において暴力を振るわれているにもかかわらず、加害者のもとを離れようとしない被害者の声を紹介。このような被害者は、加害者によって無力化されていたり支配されたりしているとする見解が定着しているが、その解釈には回収できない思いをもつ人たちが存在しているため、そのような人たちが踏みにじられない形での支援を受けられる環境作りと、 個々の事情に応じた柔軟な対応が求められると述べました。

 各学科によるオープンキャンパスも実施され、高校生や一般の方々が多く参加しました。高橋守雄記念ホールでは、第一部社会福祉学科・第二部社会福祉学科・福祉環境学科による「福祉専門職の実践報告」が行われ、農福連携や高齢者支援についての事例紹介や、ソーシャルワーカーとして活躍する卒業生の体験談を通じて「福祉と共生」について学びの機会を提供しました。14号館1階の教室では、「かみこっぷでたのしもう!」をテーマに、子ども家庭福祉学科の学生と教員が紙コップで制作したおもちゃで参加者を迎え、幼児との遊びや関わり方について日頃の学びの成果を披露しました。総合体育館1階では、ライフ・ウェルネス学科の教員による「心と身体のストレスチェック」や、個別進路相談会が行われました。

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