アジア開発銀行(ADB)による40th ASEAN+3 Bond Market Forum (ABMF)Meetingで、学生たちが活躍
2024.07.18
7月8日(月)~7月12日(金)の5日間、本学の14号館を会場に、アジア開発銀行(ADB)による40th ASEAN+3 Bond Market Forum (ABMF)Meetingが開催されました。これはASEAN 10カ国と日・中・韓の13カ国を中心に、アジアの資本市場に関わるさまざまな課題、 金融協力について議論を行う国際会議で、開催期間中は、本学の学生、教職員総勢100名が運営応援として参加しました。学生たちが参加者をホテルから本学までアテンドし、会場では学生と職員が連携しながらフロアの案内を務めました。さらに、コーヒーブレイクの時間には、フェアトレード研究会のコーヒーや茶道部のお点前で参加者をもてなしました。
初日の8日(月)は、細江守紀学長が会場校挨拶で登壇。続いて、花田昌宣社会福祉学部シニア客員教授(専門:社会政策)が「Defining Sustainability and Resilience Lessons Learned from Minamata Disease and its Mistakes」と題して講演を行いました。同日の夕方、熊本城ホールで行われた懇親会では、フェアトレード研究会の学生たちが、来場者にむけてこれまでの活動を発表しました。
また、「本学からのオリジナル企画」として、国際会議のお昼休みに商学部足立ゼミ(9日)、外国語学部米岡ゼミ(10日)、経済学部宮田ゼミ(11日)の学生たちと付属高校の生徒たち(12日)による英語でのプレゼンテーションを実施。学生・生徒たちは、日頃から取り組んでいる研究成果を国際会議参加者の前で堂々と発表し、国際会議の参加者が学生たちへ質問や、プレゼンテーションについて助言する場面もありました。
プレゼンテーションに臨んだ松下高貴さん(英米学科3年)は、「海外の大勢の方に向けて、英語でプレゼンしたのは初めてのことでとてもいい経験になった。質問への受け答えでは、英語の聞き取りも難しかったが、学生としての自分の意見を言えたので良かったと思う。今年の2~3月の2カ月間、オーストラリアに行き人の多様性に触れたことが現在の原動力になっている。これからも国内外を問わず、こういうイベントに積極的に参加していきたい」と、感想と今後の意気込みを語りました。