能登豪雨災害ボランティアに本学学生8名が参加

学生の活躍

2024.11.07

 10月11日(金)から14日(祝・月)にかけて、本学学生8名(第一部社会福祉学科3名、福祉環境学科4名、第二部社会福祉学科1名)と社会福祉学部の黒木邦弘教授(専門:ソーシャルワーク方法論)が能登豪雨災害ボランティアに従事しました。これは一般社団法人日本ソーシャルワーク教育学校連盟に加盟する北陸学院大学より、9月21日(土)に発生した線状降水帯による豪雨災害に対して、全国の加盟大学に緊急支援の要請(支援活動を行う学生の確保)がなされ、参加したもの。全国から約30名の大学生がボランティアに参加しました。

 豪雨災害の被害が特に大きかった輪島市門前町深見地区で、養福寺と個人宅の2班に分かれ、5名一組でスコップによる泥だしや廃棄品の収集に従事。約2日半の活動で、養福寺の本堂を中心に床上の土砂、30枚以上の畳の搬出を完了しました。個人宅においても数十センチの水分を含む泥状の土砂をかきだし、搬出を繰り返しました。養福寺の住職は現在仮設住宅に住んでおり、「地震と豪雨災害でお寺の再建は諦めかけていましたが、学生ボランティア活動の様子を間近に見て、寺の再建を頑張りたいと思うようになりました」と話しました。ボランティア従事期間中、本学学生及び黒木教授は、寝袋と食事を各自持参してコミュニティセンターに宿泊し、他大学の学生との交流を深めました。

 ボランティアに参加した蓮田ひかりさん(第一部社会福祉学科3年)は、「自分が想像していた以上に被害が大きく、まだまだボランティアは必要とされていると感じました。泥出しや家財の運び出しの際に、被災された方々の大切な写真などを見つけ、お渡しできた時の嬉しそうな表情がとても記憶に残っています」と述べ、上野優翔さん(福祉環境学科3年)は、「養福寺において、土砂や畳の搬出を中心に作業しました。約30名で役割分担して作業を行うため、1人でできる作業量にも限界があり、復旧・復興にはまだまだ人出が必要だと感じました」と感想を述べました。

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