“秋の思い出みんなで作ろう in KGU”キャンパスで小学生とのFWを実施しました
2024.10.31
10月16日(水)、子ども家庭福祉学科の卒業演習Ⅲ(担当:山西裕美教授)で、大津小学校内にある学童保育“つくしんぼクラブ”の児童19名とゼミ生8名が学内でフィールドワークを行いました。この演習は、フィールドワークを通じて自分たちが保育や幼児教育で学ぶ乳幼児の延長上にある学童期の子どもたちの成長や発達について実際に理解することを目的に、今回は大津小学校の秋休みに合わせ、電車に乗って秋のお出かけとして学内にて行われました。
はじめに、学生より開会の挨拶と自己紹介が行われ、その後、5グループに分かれてキャンパス屋外へ移動。秋の訪れを感じながらフィールドビンゴ(ネイチャーゲーム)を楽しみました。フィールドビンゴとは「触る」「聴く」「嗅ぐ」などの五感を使って自然のなかで探しものをするゲームで、児童たちはキャンパス内を散策しながら、カードに書かれた「黒いもの」、「ふわふわしたもの」などのお題に合うものを探してビンゴを完成させました。見つけたものは学生手作りの「おさんぽバック」に収集。子どもたちは木の実や草花に触れたり、お題にある「自転車」や「レンガ」などを探しながら学生たちとの交流を楽しみました。
その後、室内に戻り、収集した木の実や葉っぱを使って秋のオリジナルバックを制作しました。「このお花きれいでしょ」、「これはどこに使おう」、「もっとたくさん拾ってくればよかった」など、会話を楽しみながら、思い思いの作品を完成させました。
最後に、イス取りゲームを行い、児童たちは「頑張れ!」「負けるな!」とゲームで勝ち残った仲間たちを応援する様子が見られました。上位3名には学生からご褒美が手渡されました。
参加した学生は「小学生の子どもたちに向けて企画、運営するのは初めての体験で、実際に始まるまではすごく緊張したが、私たちが想像する以上に活動を楽しむ姿や笑顔が見られて嬉しかった」、「オリジナルバッグの制作では、それぞれの個性が自然と表れて、コミュニケーションを取りながら関われたことで、その子どもの思いや考えを知ることができた。制作を通じて表現する楽しさを改めて学ぶことができた」などと感想を語りました。