経済学部「インターン実習懇談会」を開催しました
2024.11.01
10月23日(水)、経済学部のインターン実習懇談会が本館4階グリルで行われ、熊本県庁、熊本県司法書士会をはじめ、4つの受入事業所から4名、インターン実習に参加した学生8名と本学関係者12名が出席しました。これは同学部の授業科目である「インターン実習」の受け入れ先である事業所との意見交換や、参加学生のインターン実習の報告を通じて、よりよい実習となることをめざすものです。今年は23の事業所に51名が最長5日間のインターンシップに参加しました。
開会式で、小葉武史経済学部長より、「今回はじめて座談会形式で懇談会を開催します。本日お越しいただいている事業者の皆様には、忌憚のないご意見を頂戴し、どの様な人材を求めているのか是非お聞かせ願いたい」と挨拶しました。
懇談会では、5名の学生が実習を通して学んだことを報告。山都町役場でインターン実習に参加した星野未宇さん(リーガルエコノミクス学科3年)は、「インターンシップを通じ、業務を進めていくうえでチームワークと意思疎通の大切さを学んだ。また地域イベントの八朔祭りに参加することもでき、とても良い思い出になった」と述べました。また、井出税理士・総合会計事務所でインターン実習に参加した重本伊織さん(経済学科3年)は、「お客様の交通費などの仕分けを担当した。ただデータ入力するだけでなく、勘定科目に振り分ける作業など、大学で実際に学んだ簿記をいかすことができた。責任感を持って働くことの意義を学ぶことができた」と発表しました。
その後、事業所よりインターンシップ実習受入について報告があり、熊本県庁の白石氏は、「木村敬知事は、常々現場を大事にすることや、チャレンジする勇気が大切だと仰っている。熊本学園大学にはぜひそうした何事にもチャレンジする人材を育成・排出して欲しい」と述べました。
懇談会終盤には、学生たちとインターンシップ実習担当者によるフリートークの時間が設けられ、「大学生時代に、時間の有効な活用方法を習得し、社会人になった後、自分自信で優先事項を決めて仕事ができるように準備を進めて欲しい」、「職場以外にもコミュニティを持つことで、外部からの意見を聴くこともでき、俯瞰的な視点で物事を考えることができる」など事業所の方々から社会人の先輩としての助言が贈られました。
閉会式で、熊谷啓希経済学部インターンシップ実習主担当より、「短時間での開催ではあったが、貴重な生の現場の声を聴くことができ、非常に有意義な時間でした。お忙しいなかお越しいただいた事業所の皆様には改めて御礼申し上げるとともに、次年度以降の受け入れも是非よろしくお願いいたします」と謝辞を述べ、盛会のうちに閉会となった。