外国語学部英米学科開設30周年記念式典が開催されました

イベント

2024.11.26

 11月16日(土)、熊本学園大学英米学科開設30周年記念式典が開催されました。英米学科は、1994年に開設され、394名(2024年5月1日現在)の学生を擁し、これまで2千9百名を超える卒業生を輩出しています。

 14号館高橋守雄ホールで行われた記念式典では、野田耕司外国語学部長が「英米学科開設30周年誠におめでとうございます。今後益々のご活躍と発展を心より祈念しております」と祝辞を述べられました。

 続いて、田中晶子助教(英米学科7期生)が進行役を務め、「英米学科30年の歩みと未来への展望」をテーマに、記念式典のメインイベントであるパネルディスカッションが開催されました。パネルディスカッションには、英米学科の卒業生を代表し4名が登壇。

 田中助教より、登壇者全員に、「学生時代に頑張ったこと」、「語学力をあげるためにどのような学習をしていたか」、「英米学科に求めること」、「後輩たちへのメッセージ」など質問され、平井和仁氏(熊本県立人吉高等学校英語教諭、英米学科3期生)は「英語を一生懸命勉強した記憶はないが、誰にも負けないと誇れることは、西日本有数の規模を誇ると言われる本学の図書館を頻繁に利用し、沢山の本を読んだこと」と述べ、根津巧氏(ヒラタフィールドエンジニアリング株式会社営業部、英米学科8期生)は「留学生たちと仲良くなることを心掛け、コミュニケーション能力を高めた。英語が大好きで、4技能(読む・書く・聞く・話す)を徹底的に勉強した。佐藤勇治先生とのメールのやり取りや会話も英語で行った。その甲斐もあり、在学中に英検1級に合格できた」と述べると、会場から歓声が起こりました。

 また、大澤孝氏(熊本学園大学広報室、英米学科2期生)は「簡単なことではないと理解しているが、英語のみで開講される授業が増えれば、英米学科をめざす高校生たちへアピールできることから、是非実現して欲しい」と述べ、和田智子氏(キャリアデザインアートアイ講師、英米学科12期生)は「客室乗務員だった経験を踏まえ、コミュニケーションの重要性を伝え、客室乗務員をめざす後輩たちの力になりたい」と語りました。

 最後に、佐藤勇治英米学科30周年記念事業実行委員長より「パネリストの方々のお話を聞き、英米学科のファミリーヒストリーを聞かせて貰ったようで感激しております。大学を取り巻く環境は厳しいですが、英米学科の絆をこれからも紡いでいきます」との言葉で締めくくり、記念式典は盛況のうちに幕を閉じました。

 その後、本館4館のグリルに移動し、懇親会が開催され、恩師と久しぶりに語り合い、盛況のうちに閉会しました。

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