社会福祉学科の1年生が上天草市でフィールドワークを実施
2024.11.27
11月16日(土)・17日(日)、社会福祉学科の西﨑緑教授(専門:社会福祉原論)の初年次教育「社会福祉入門」西﨑クラス20名が、白嶽森林公園キャンプ場(上天草市姫戸町)でフィールドワークを実施しました。これは、地域の人々との交流を通して、地域福祉について考察を深めることを目的に行われたものです。
初日は、上天草市内のさまざまな施設でボランティア活動をされている山下美佐子さんより、昭和47年に発生した天草上島大水害についての講和が行われ、次に上天草市姫戸町地域おこし協力隊の山本亮二氏より、姫戸町の人口がピーク時の7000人から、2000人弱(2024年11月現在)まで減少している現状や地域の高齢化、また移住者の促進に繋げる地域おこし協力隊の活動内容について学びました。
翌日17日は、上天草市立姫戸小学校6年生児童12名とクマガク生が、トランプやイス取りゲームで交流を深め、その後児童の保護者と一緒に豚汁の昼食を味わいました。フィールドワークの最後に、山下さんと山本さんとの質疑応答の時間を設け、学生たちと活発な意見交換を行いました。
参加した小学生は「大学生のお兄さん、お姉さんたちと一緒にゲームができて楽しかったです。また豚汁とおにぎりとても美味しかったです」と目を輝かせて話していました。濱田圭香さん(社会福祉学科1年)は「過疎化など姫戸町が抱える課題を現地で学び、勉強になった。熊本市内では経験できないことが経験できて楽しかったです」と充実した顔で感想を語ってくれました。