商学部「地域とフードビジネス」で味千ラーメンチェーン本部重光産業副社長 重光悦枝氏によるゲスト講義を実施

学び

2025.02.06

 1月23日(木)、431教室でホスピタリティ・マネジメント学科「地域とフードビジネス」の授業(担当:波積真理教授、専門:フードビジネス)が行われました。最終講義となった今回は、本学の卒業生である味千ラーメンチェーン本部・重光産業株式会社の重光悦枝代表取締役副社長をゲスト講師に迎え登壇しました。

 本講義では、「食」をテーマにしたマーケティングやマネジメントを学び、熊本の農水産物をいかしたブランド戦略を探るとともに、フードビジネスを展開する企業によるゲスト講義を通じて、経営戦略や新規事業についての実践的な知識を身につけます。今回の講義では、重光氏が「熊本から世界へ。味千のグローバル戦略」をテーマに、約80名の学生を前に経営に対する姿勢や想いを語りました。

 重光氏は、自身の海外留学や海外進出の経験をもとにした7つのキーワードを紹介し「自ら経験し、選択し、行動することの重要性」を説きました。「世界には多様な人々がいるなかで、ラーメン好きを増やすにはどうすればいいのか。まずは進出先の国を知ること。そのためには、実際に足を運び、自分の五感でその国の文化やニーズを感じ取ることが大切。そのなかで自分にできることを考え、行動に移していく。経営のヒントは意外と身近なところにあり、それをキャッチするためのアンテナを持つことが重要」と語り、国内にとどまらず海外でも成功するためのポイントを伝えました。さらに、学生に向けて「やりがいを持てる仕事を見つけ、努力を続けることで自分自身の幸せをつかんでほしい」と力強いメッセージを送りました。

 講義を受講した渡辺晴さん(商学部2年生)は、「講義の内容は経営に対する姿勢や考えだけでなく、就職活動にも役立つ内容だと感じました。これからの生活や活動にいかしていきたいです」と感想を述べ、学びの手応えを語りました。

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