就職活動対策のための「GSA就職面接塾」を実施

イベント

2025.03.11

 2月12日(水)・13日(木)、2026年3月卒業予定の就職希望者を対象とした、「GSA面接塾」を11号館教室で行いました。これは、就職内定を獲得した4年生がGSA(学生就職アドバイザー)として、後輩の就職希望者に対し、就職活動に関するノウハウやポイントを伝える機会として毎年実施されているもので、2日間の学内研修として実施しました。今回は、3年生27名、KGUチャレンジゼミに所属する2年生10名が参加し、GSAスタッフ18名、キャリアカウンセラー5名のほか、本学卒業生の採用担当者が在籍する県内外の企業20社が面接官役を務めました。

 初日の前半では、「就職の心構え」をテーマとした講演とマナー講座が実施され、その後、GSAとキャリアカウンセラーが面接官を務めるグループディスカッション対策が行われました。また、Web面接対策では、パソコンの配置や目線、表情の工夫についての詳しい説明がありました。後半には、集団面接および個人面接が行われ、参加者はアドバイスに耳を傾け、メモを取りながら学びを深めました。

 2日目には、本学卒の採用担当者による模擬面接が実施されました。「先輩」としての視点と「採用担当者」としての視点を交え、面接の基本マナーだけでなく、評価基準から効果的なアピールの仕方など選考のポイントについての具ライ的なアドバイスやフィードバックがあり、参加者はそれぞれの強みや課題を再確認することができました。

 研修の最後には、研修に協力いただいた企業採用担当者から、学生たちに労いと激励の言葉が送られました。また、参加者の岩﨑結衣さん(商学部3年)が、「受講前は面接に対する不安が大きかったのですが、GSAの先輩方や企業の方々に面接を見ていただくことで、自分の課題や良い点を明確にできました。この経験をいかし、今後の就職活動に臨みます」と意気込みを語りました。また、GSAリーダーの上野華蓮さん(商学部4年)は、「この二日間、実践的な面接練習ができたことは、今後の就職活動に大いに役立つと思います。この経験を糧に、就職活動を乗り切ってください。GSA一同、応援しています」と後輩たちにエールを送りました。

 研修終了後には、本館4階グリルにて、3年生以下の学生と24社の採用担当者による交流会が開催されました。就職課職員の進行のもと、学生たちは就職課が作成した自身の名刺を手に、ゲームを交えながら採用担当者と名刺交換を行い、「就職する際に大事にしたいこと」などのテーマに沿って活発な意見交換が行われました。

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