日・加議員連盟カナダ側共同議長訪問団が本学を訪問しました
2025.03.21
2025年2月21日(金)、加・日議連共同議長カナダ連邦上院議員(自由党)のスタン・クッチャー氏と同カナダ連邦下院議員(自由党)のテリー・シーアン氏をはじめとする、7名の日・加議員連盟(Japan-Canada Inter-Parliamentary Group)※カナダ側共同議長訪問団が本学を訪れ、本学からは理事長、学長をはじめとする関係者11名が出席しました。熊本とカナダの学術・文化交流促進、今後の協力分野及び展望等についての意見交換を行いました。本学とカナダとは、セント・メアリーズ大学及びカールトン大学との間で大学間交流協定を、ビクトリア大学との間で学部間交流協定を締結し、交換留学や語学・インターンシッププログラムなど多岐にわたる活動が行われています。
訪問団は、キャンパスツアーで新1号館を訪れ、スチューデントコモンズや屋外スロープを見学。図書館ではカナダの文学作品『赤毛のアン』の所蔵を尋ねられ、書籍を手に記念撮影もありました。
本館3階特別会議室での意見交換会では、会の冒頭、林裕学長から「今回の訪問が、熊本とカナダの理解を深める貴重な機会となることを祈念し、本学においては大学間等の交流協定を軸に、両国間の結びつきをさらに深め、教育・研究・文化交流の分野で協力を進めていきたい」と歓迎の言葉が述べられました。
スタン・クッチャー氏は「日本訪問は初めてではないが、熊本は初めての訪問地であり、私たちはすでにまた熊本を訪れたいと思っている。大学間の連携を推進したい」、続けてテリー・シーアン氏は「企業家の視点から大学との連携を考えたい」と挨拶されました。
その後、本学側からは交換留学制度や外国語学部の実施するカナダでの長期海外研修の紹介を行い、カナダ側からは大学間交流における交流促進について、外国人留学生への就職支援について、さらには熊本へのTSMC進出に伴う外国人流入における異文化理解の促進などにも話題が及びました。
来学を記念し、本学からは熊本県人吉の伝統工芸品である「花手箱」と夏の風物詩「うちわ」を、カナダからは、アザラシの置物がそれぞれ贈られ、両国の絆を深める温かい交流となりました。
※日・加議員連盟:通称は加日議連。カナダ連邦議会の上下院の議員から構成される。同議連は、日加双方の議員交流促進を通じ、二国間或いは多国間の問題についての理解を深めるためのイニシアチブを提案し、二国間の協力を発展させることを目的としている。(在カナダ日本国大使館HPより)