令和6年度学位記授与式を挙行
2025.03.24
令和6年度熊本学園大学学位記授与式を3月24日(月)、熊本県立劇場コンサートホールで挙行しました。卒業生数は学部生1,020名と、大学院修了生35名の総勢1,055名で、式典の様子はライブ配信されました。
式典では、林裕学長より各学部・大学院の代表者に学位記が授与され、各学部の成績優秀者4名には高橋賞が贈られました。林学長は告辞で「大学で得た知識や人脈を大切にし、未来を切り開いてください。迷ったときは恩師を頼り、全学一家のつながりを思い出してください。他人を思いやる心を持ち、逞しく生き抜いてほしいと願っています。卒業後、『この大学に来てよかった』と思ってもらえることが、教職員にとって最大の喜びです」と述べ、目黒純一理事長は「卒業生の皆さんは、変わりゆく社会のなかで、これから先、志を高く持って人生を生き抜いてください。選んだ道が良かったかどうかは、その後の自分自身の努力と人とのご縁によって決まると思います。本学で得たご縁とこれから社会で得るご縁をぜひ大切にしてください」と激励しました。続いて、来賓祝辞では、同窓会志文会会長の住永豊武氏からも卒業生へ祝辞が送られました。
最後に、卒業生・修了生総代として、外国語学部英米学科の園田紗楓さんが登壇し、「新型コロナの影響が残るなか、不安と期待を抱えて熊本学園大学に入学しました。オンライン授業では孤独を感じることもありましたが、努力を続けるなかで仲間と出会い、成長できました。対面授業が再開されると、学びの楽しさや仲間との時間の大切さを改めて実感しました。卒業論文を通じて知識がつながり、大学4年間がかけがえのないものだったと強く感じています」と謝意を述べました。
閉式後、卒業生は大学へ移動し、各教室で学位記が授与されました。第一部学生自治会が企画したフォトブースが学内2箇所に設置され、友人や恩師との記念撮影をする様子や、後輩たちから花束などを贈られる卒業生の姿が見られ、思い思いに卒業の喜びを分かち合っていました。西拓海さん(経済学科4年)は「コロナ禍での大学生活は孤独や不安もありましたが、限られた対面の機会を繋げていき、次第に友だちの輪が広がり、安心して過ごせるようになりました。4月からは県外で初めて一人暮らしが始まり、環境が大きく変わるため、まずは新しい環境に慣れることを大切にしたいと考えています。また、児童館でのアルバイトを通じて障害児との関わり方を実践的に学ぶことができ、この経験を今後の教育現場でいかしていきたいです」と語りました。
卒業に伴い、「新1号館 みらい」132教室では、将来熊本県や出身地域の中心的存在となり活躍する人材を育成する『地域中核人材育成プログラム』の修了式が行われ、修了生15名が出席し、林学長より修了証を受け取りました。
本式典への出席を心待ちにされていた保護者の皆さま、都合により出席が叶わなかった卒業生・修了生の皆さまへ、大学からInstagram、Facebookにフォトギャラリーを公開する予定です。ぜひご覧ください。