2025年度「次代舎」プレセミナーで本学会計専門職研究科の新改教授が登壇

教員・研究

2025.05.28

 5月23日(金)、本学産業経営研究所と株式会社リ・パブリックが企画運営する熊本イノベーションスクール「次代舎(第8期)」(主催:熊本県)のプレセミナーが、びぷれすイノベーションスタジオ(熊本市中央区)で開催され、大学院会計専門職研究科の新改敬英教授(専門:管理会計論)が登壇しました。

 次代舎は、熊本企業の次世代を担う経営者・幹部候補が、企業経営と事業創造の基礎力を養うことができる「短期集中型ビジネススクール」で、今回のプレセミナーには定員を大きく上回る50名の方が参加しました。

 新改教授は、「組織が変わるとき、変わらないとき ~経営学で読み解く組織の停滞と変化~」と題し講演。「変われない組織は、どうして変われないのか。それは、組織には変わらない方が合理的な理由があるから」と解説しました。その理由のひとつとして、「いまのやり方で順調に進んでいるのに、なぜ変える必要があるのかというムードや、『成功体験=組織全体の自信と誇り』から、問い直しのタブー視が生じているから」と説明。

 そのうえで、「変わらないことがむしろ理にかなっていることが原因であり、変われない組織を変えるには、変えることが理にかなうように再設計することが必要である」とし、誰でも試すことができる再設計のための実践的なアクションを提示しました。

 2025年度の次代舎は、6月28日(土)から2026年3月6日(金)まで約8カ月間開講予定で、6月25日(水)までこちらから申込受付を行っています。

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