3年生対象「第2回就職ガイダンス」が開催されました

大学

2025.06.05

 5月28日(水)、29日(木)の2日間、全学部・全学科の3年生を対象とした第2回就職ガイダンスが髙橋守雄記念ホールで開催されました。これは、就職活動を始めるにあたっての進め方や準備、心構え等を就職課スタッフが具体的に解説し、学生の就職活動に対する意識の向上を図ることを目的とするもので、2日間で約600名が参加しました。

 はじめに、就職課の堀悟史氏より、大学オリジナルの就活手帳の使い方についての説明がありました。続いて、川嵜清澄氏が企業研究の進め方について解説。企業研究の目的として「入社後のミスマッチを防ぐため」「志望理由に説得力を持たせるため」の2点を挙げ、「入職前に企業の労働環境や、自身の理想とする働き方を理解することが重要。半年以内に離職すると、転職活動において不利になる可能性がある」と述べました。

 また、川嵜氏は、エントリーシート作成における志望理由の重要性に触れ、「『自己分析』、『企業研究』、『自分と企業の接点を言語化する』の3ステップで志望理由をまとめていくと良い」とアドバイスしました。さらに、「インターンシップや合同説明会への参加は新卒の特権。今後の人生のためにも、積極的に参加してほしい。参加者が少なくなる16時以降に気になる企業のブースを訪れ、採用担当者に顔を覚えてもらうのも効果的」と具体的な活用法を紹介しました。

 最後に、「企業選びに迷っている」という学生の声に応え、就職課が推薦する企業10社を紹介。企業の概要や歴史も交えながら、推薦の理由を丁寧に解説しました。学生たちはスライドを撮影したり、熱心にメモを取るなど、真剣な様子が伺えました。 

 参加した経済学科の学生は、「市役所志望でしたが、他の企業の紹介を受けて興味が広がりました。インターンシップにも積極的に参加して、自分に合った就職先を見つけたい」と話しました。

 次回の3年生を対象とした就職ガイダンスは学部別で、9月26日(金)から10月1日(水)にかけて開催される予定です。

SHARE: