熊本イノベーションスクール次代舎(第8期)が始まりました

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2025.07.03

 6月28日(土)、本学産業経営研究所と株式会社リ・パブリックが企画・運営する熊本イノベーションスクール「次代舎(第8期)」(主催:熊本県)が、「びぷれすイノベーションスタジオ」(熊本市中央区)で始まりました。

 2018年度にはじまった次代舎は、次世代を担う未来の経営者や幹部候補が、企業経営と事業創造の基礎力を養うことができる「短期集中型ビジネススクール」で、今年度は16名の方が受講します。

 当日は、プログラム・ディレクターの吉川晃史氏(熊本学園大学付属産業経営研究所客員研究員・関西学院大学教授)が司会進行を務め、熊本県 商工労働部産業振興局産業支援課産業戦略班主幹の農﨑仁志氏が「次代舎は今年度で第8期を迎え、これまで受講された方々から高い評価を頂いています。今年度のプログラムが、これからの時代を担う皆様とって、有意義なものになることを期待しています」と挨拶。

 続いて、メンターを務める株式会社リ・パブリック共同代表の田村大氏が「自分を知り、自社を捉え直す」をテーマに講義を行い、「イノベーションの概念を捉える」「未来洞察というアプローチを理解する」「バックキャストにより『現状』と『未来』のギャップを分析する」「ギャップに基づき、自社のイノベーション・テーマを考察する」「未来像を具体化し、事業機会を構造的に描き出す」この5項目を理解することが重要であると述べました。

 その後、同じくメンターを努める株式会社ビズ・ナビ&カンパニー代表取締役社長の早嶋聡史氏とミーティングプラスコンサルティング合同会社代表社員の高橋直喜氏を交え、土日をとおしてグループワークが実施されました。

 第8期プログラムは2026年3月まで開催され本学とびぷれすイノベーションスタジオを会場に、全19回の講義が予定されています。

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