令和7年度学翔学会定期講演会が6年ぶりに開催されました

2025.07.25

  7月9日(水)、14号館高橋守雄記念ホールにて学生組織である「学翔学会」が主催する「令和7年度 学翔学会定期講演会」が開催されました。お笑い芸人のおばたのお兄さんを講師に迎え、「メンタルの鍛え方とポジティブシンキング」をテーマに講演が行われ、約450人の学生・教職員が聴講しました。この講演会は、学生生活の質を高めるとともに、学生同士の交流を促すことを目的に実施され、これまでにも多彩な講師を招いて開催されてきました。新型コロナウイルス感染症の影響で、2019年を最後に中止が続き、今回は実に6年ぶりの開催となり、活動再開の大きな一歩となりました。

 「学翔学会」会長の壹岐豪虎さん(経済学科4年)は、「暗いニュースが多いいまだからこそ、学生たちに芸人さんの明るさや前向きな考え方から元気をもらってほしい」という思いで、今回の講演会の企画・準備を進めてきたと語ります。

 講演では、「メンタルトレーニングスペシャリスト*」の資格を持つおばたのお兄さんが、自身の経験を交えながら、「目標設定」「自己管理」「習慣づくり」の3つをキーワードに、前向きに生きるための考え方を語りました。軽快なトークとユーモアを交えた内容に、会場は笑いと共感の温かい雰囲気に包まれました。講演の終盤では、会長の壹岐さんの提案で、一発芸対決がスタート。おばたのお兄さん、壹岐さん、そして芸人志望の1年生がそれぞれ芸を披露し、会場は大いに盛りあがりました。

 講演会を終えた壹岐さんは、「数年ぶりの開催で不安もありましたが、予想以上の反響に感動しました。学翔学会の活動を通じて、サークル活動や学生生活全体をもっと盛り上げていきたい」と今後への意欲を語りました。また、副会長の姫野泰地さん(経済学科4年)は、「学生の皆さんに“大学って楽しいな”と思ってもらえるよう、これからも頑張っていきたい」と力強く話しました。

*心理的スキルを使い、緊張や不安からくる精神面を自分自身でコントロールできるようにサポートし、目標を達成へと導く「心を鍛える」専門家をめざす資格。(一般社団法人 日本能力教育促進協会ホームページより)

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