熊本テックプラングランプリに本学商学科4年堀田朱乃さんが出場しました

教員・研究

2025.07.24

 7月19日(土)、肥後銀行本店ビル2階大会議室(熊本市中央区の)で、「第10回熊本テックプラングランプリ」が開催され、本学商学科4年の堀田朱乃さんが、ファイナリスト9名のうちの1人に選ばれ、出場しました。

 本グランプリは、地域の自然環境や技術、農林水産品、文化などの地域資源を、科学技術に基づき最大限に活用した自然共生型産業などの創出をめざし、次世代技術と情熱をもって熊本から世界を変えようとするチームを発掘・育成することを目的として開催されたもの。

 堀田さんは2番目に登壇し、「アイデアと挑戦が動くプラットフォーム『チエラボ』」をテーマに発表。『チエラボ』とは、日常に埋もれた優れたアイデアと、動き出したい中小企業の課題をつなぐ、投稿型アイデアデータベースと実行支援を組み合わせたプラットフォームであると紹介しました。そのうえで、優れたアイデアが日常に埋もれてしまう背景に、「実現すべきアイデアを持つ個人」と「それを活かして実行できる企業」が結びついていないことを挙げ、その架け橋となるのが『チエラボ』であると説明。最後に、「この『チエラボ』で、アイデアを具現化する機会を創出し、個人の発想が未来の常識となる社会の実現をめざしています。この想いに共感いただける方には、それぞれの立場からのご協力や、日常のなかで生まれたユニークなアイデアの共有、実証へのご参加など、ぜひ力をお貸しいただければ嬉しいです」と呼びかけ、発表を締めくくりました。

 発表後、堀田さんは「熊本テックプラングランプリでは、『ここから世界を変えていく』という熱い思いを持った方々が集まり、最新のテクノロジーや研究テーマが飛び交うなかで、多くの刺激を受けました。受賞には至りませんでしたが、多くの方に声をかけていただき、応援の言葉をいただけたことは大きな励みになりました。今後もこの経験と出会いを糧に、より良い形で社会に届けられるよう、プランを磨いていきたいです」と、充実した表情で今後の抱負を語りました。

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