ウクライナの現状と日本の国際協力に関する講義が行われました

2025.08.07

 7月29日(火)、英米学科「日本語教育Ⅰ」(担当:塩入すみ教授)で、JICAウクライナ国人道的地雷・不発弾対策能力向上プロジェクトで活躍される非常勤講師の田島健二先生による「ウクライナに対する日本の地雷除去支援」のゲスト講義が行われました。

 本講義では田島先生が、2025年5月と7月にウクライナのキーウに渡航した際の現地の状況や、日本の地雷・不発弾対策に関するJICAの取り組みについて説明し、学生による地雷除去装置の体験も行われました。

 地雷や不発弾といった戦争残存物は、現在も世界各地で一般市民に深刻な被害をもたらしており、2025年、日本はTICAD9でのアフリカ支援、東京でのウクライナ地雷国際会議の開催、そして対人地雷禁止条約締約国会議の議長国として、国際的な地雷対策における重要な役割を担います。学生たちはウクライナの厳しい現状を知り、国境を越える支援の意義の大きさをリアルに感じていました。

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