台湾・国立陽明交通大学大学生訪問団との交流会が開催されました
2025.09.09
8月26日(火)、「新1号館 みらい」スチューデントコモンズにおいて、台湾・国立陽明交通大学の大学生訪問団を迎え、交流会を開催しました。本交流は昨年に続き2回目の実施。日台の学生同士が交流することで、両大学の国際的なつながりを深め、両国の相互理解と友好関係の一層の発展を目的としています。当日は、本学から9月に派遣予定の台湾研修団員9名と、国立陽明交通大学の学生7名が参加しました。
はじめに国際教育課の切通しのぶ課長が「前回の交流会でお会いした顔もあり、今日また本学でお迎えできることを大変うれしく思います。これからも引き続き交流を続けていきたい」と挨拶しました。挨拶の後には、双方の代表から記念品が手渡されました。
本学学生代表として又吉紀香さん(東アジア学科2年)、塚本莉羽さん(東アジア学科1年)が食べ物や自然、観光地などの熊本の魅力を紹介し、「本日の交流会が皆さんの心に残る楽しい時間となるよう、精一杯おもてなしします」と歓迎の言葉を述べました。続いて、国立陽明交通大学の学生代表として陳品齊(チン ヒンセイ)さんが、「昨年に引き続き、今年も交流会を開催してくださりありがとうございます。来月、私たちの大学で再会できるのを楽しみにしています。このような交流が続くことを願っています」と挨拶しました。
交流会では、本学学生による大学紹介に続き、台湾の学生からクイズアプリ「Kahoot」を用いて、「日本の面積は台湾の面積のおよそ何倍?」「MRT(地下鉄)で禁止されていることはどれ?」など、台湾の地理や習慣、文化、迷信、ことわざなどを題材にしたクイズが出題されました。さらに「『台湾』の祝日―意外で面白い文化ポイント―」と題したスライド発表では、旧正月や春節などの祝日を紹介。ここでもクイズが行われ、参加者はカードを使って回答しながら台湾について楽しく学び、最も正解数の多かった学生には景品が贈られました。
最後にグループごとに自由交流が行われ、文化や趣味について語り合いながら親睦を深めました。国立陽明交通大学の上條純恵先生は「学生たちが言葉や文化の壁を越えて交流しようとする姿勢が素晴らしかった。この経験が将来につながる大切な一歩となることを願います」と締めくくりました。その後、キャンパスツアーを経て、7号館レストランにて歓迎昼食会が催されました。
参加した経済学科1年の男子学生は、「以前、音楽をとおして台湾の方と交流した経験から、国際交流に関心を持ち、9月からの台湾研修に参加することにしました。今回の交流会では、台湾の文化について学ぶことができ、日本文化との共通点や、台湾独自の文化も知ることができました」と感想を述べました。