本学学生が金沢大学の学生と「能登アンテナショップ」を開きました
2025.09.22
9月15日(月)、えがお健康スタジアム(熊本市東区)において、「被災地と被災地を紡ぐ支援の輪」と題し、本学学生4名が金沢大学(石川県金沢市)の学生3名と協力して「能登アンテナショップ」を開きました。本企画は、熊本地震から9年を迎え、支援を受ける側から支援をする側へと立場を変え、被災地に赴くことができなくても、被災地で生産された商品を熊本で販売することで、復興支援の後押しすることを目的に実施されました。
金沢大学の学生は、原田魁成講師と輪島の朝市で仕入れた輪島塗の箸などの工芸品や乾物を販売。本学学生と金沢大学の学生は、ロアッソ熊本の試合を観戦に訪れた方々に「能登半島復興支援にご協力をお願いします」と呼びかけました。時間帯によっては人だかりができ、大量に用意された乾物は試合開始前に完売。炎天下での販売ではありましたが、学生たちは充実感と安堵の表情を浮かべました。
三納瑞季さん(金沢大学人間社会学域経済学類2年)は、「輪島の朝市で販売している方々は高齢の方が多く、県外で販売したくても体力的にも経済的にも難しい状況です。今回の活動がそうした方々の一助となり、本当に嬉しく思います。また、熊本の方々も熊本地震や豪雨災害に見舞われたなかで、商品を購入してくださるだけでなく温かい言葉までかけていただき、ともに頑張ろうと思いました」と語りました。
また、竹上木乃美さん(商学科2年)さんは、「高校時代はボランティア活動に取り組んでいましたが、大学生になってからは今回が初めての参加でした。復興支援を後押ししてくださる方々の気持ちがとても嬉しかったです。被災地に行かなくても、このような形で支援できることを知り、これからも自分にできる復興支援を続けていきたいです」と感想を述べました。