本学教員と学生たちが付属中学校の卒業研究にアドバイザーとして参加しました

学び

2025.09.30

 9月25日(木)、熊本学園大学付属中学校において、3年生による卒業研究の第2回中間発表が行われました。付属中学校で行われている「深学科プログラム」の一環として実施されたもので、本学からは商学部の渡辺寛之講師、経済学部の熊谷啓希准教授、外国語学部の田中晶子講師のほか、学生7名が、発表者のアドバイザーとして参加しました。

 深学科プログラムでは学年ごとにテーマが設定されており、3年生のテーマは「伝統と文化」。3年生は深学科プログラムの集大成として、各々の興味・関心に基づいたテーマを設定して卒業研究をおこなっており、来年1月に最終発表が行われる予定です。

 「SNSが学業成績に与える影響について」をテーマに発表した持永さんは、「成績が低下した理由のひとつにスマートフォン(以下、スマホ)の使用時間が関係しているのではないかと考えました。そこで、SNS利用を制限すれば成績を上げられるのではないかと仮説を立て、同級生にスマホの使用時間についてアンケートを取り、期末テストの結果と照らし合わせて因果関係を検証します」と発表。「くまモンがなぜ人気があるのか」を独自に研究、調査した生徒は、「くまモンだけでなく人気のあるキャラクターには赤色が多く使われていることに気づきました。この研究結果を踏まえ、長く愛される学付中の人気キャラクターをつくりたい」と発表しました。

 全員の発表後、熊谷准教授は「素晴らしい発表の数々にとても感動しました。皆さんの潜在能力は非常に高く、これからの活躍を楽しみにしています」と総評しました。

 また、田島達央さん(英米学科1年、付属中学校・高校出身)は、「自分たちが発表したときよりもデータ分析などの内容が優れており、各段にレベルが上がっていると感じました。卒業生の一人として、みんなの頑張りをとても嬉しく思いました」と感想を述べました。

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