令和7年度 秋学期 新入留学生歓迎交流会を開催しました
2025.10.20
10月8日(水)、「新1号館みらい」1階スチューデントコモンズで、本学に受け入れた留学生を歓迎する新入留学生歓迎交流会を開催しました。この交流会は、新入留学生を歓迎するとともに、交流を通じて本学の協定校や国際交流プログラムについて周知する機会として、毎学期行っています。今回は、台湾・ドイツの2カ国・地域から3名の留学生と、在学生・教職員約30名が参加しました。
永溝紗花さん(東アジア学科2年)と中国・北京第二外国語学院からの交換留学生ソウ ギョウカさんが司会を務め、はじめに在学生代表として古賀浩太朗さん(経済学科1年)が歓迎の言葉を述べました。古賀さんは、9月に参加した台湾研修での経験を振り返りながら、「慣れない環境で壁にぶつかった時、助けてくれたのは現地の学生さんたちでした。新入留学生の皆さんも、この交流会をとおしてたくさんの友人を作ってください。きっと皆さんの助けになるはずです。また留学生活が、素晴らしい思い出と成長に満ちた経験となることを祈っています」と歓迎の言葉を述べました。
台湾・崑山科技大学のセン コウヨクさん(第一部社会福祉学科1年)は、「客家(ハッカ)文化」や「温泉」など、故郷の苗栗の有名なものを紹介し、趣味のJ-POPやドラム・ベース演奏、旅行について語りました。ドイツ・ハインリッヒ・ハイネ大学のボーガースハウゼン レオナルドさん(第一部社会福祉学科1年)は、自身の大学やドイツ文化を紹介し、観光地の紹介、研究テーマや趣味について発表しました。台湾・国立高雄科技大学のゴ カイさん(ホスピタリティ・マネジメント学科1年)は、日本が好きでこれまで約10回訪れたと話し、将来は客室乗務員をめざしたいと語りました。
続くグループ交流では、5つのグループに分かれて自己紹介を行った後、「今、一番ハマっているもの」や「熊本のおすすめスポット」といったテーマカードを使って交流を深めました。さらに、日本語のお題を英語で説明し、当てるゲームなどに挑戦。笑い声が絶えない、楽しい交流のひとときとなりました。
最後に、向井洋子国際交流委員長が、「大学では、留学生の皆さんに日本での大学生活を楽しんでもらうためのイベントを定期的に開催しています。こうした機会を通じて日本人の友だちを作り、積極的に交流することで、これまで知らなかったことへの興味・関心を広げることができます。また、語学の学習を日常的に続けることで、新たな視野が開け、皆さんの成長につながっていきます」と挨拶。
ボーガースハウゼン レオナルドさんは、「日本料理や宗教、歴史など、さまざまなことに興味を持つなかで、日本語を読めるようになりたいと思い、勉強を始めました。留学中は特に漢字の勉強に力を入れたいです。また、温泉などさまざまな場所を旅行して楽しみたい」と今後に向けた抱負を語りました。