地域の子どもたちとスポーツを楽しむ 「KUMAGAKUスポーツフェスタ2025」を開催しました
2025.10.17
10月13日(月・祝)、秋のスポーツイベント「KUMAGAKUスポーツフェスタ2025」を開催しました。本イベントは、本学の学生や教職員が持つ力をいかして地域のスポーツ振興に貢献することを目的としており、今回は熊本県教育委員会の「ふれあいスポーツ」事業の一環として実施しました。地域の子どもたちを対象に、ライフ・ウェルネス学科をはじめ、本学園ジュニアクラブや体育系サークルの学生たちが中心となり、さまざまなスポーツ体験教室を企画・運営しました。
当日は、走り方教室15名、サッカー教室13名、運動あそび教室15名、新体操教室14名、ソフトテニス教室10名の計67名(年中~小学6年生)の子どもたちが参加しました。
開会式では府内勇希スポーツセンター長が挨拶し、参加者を温かく歓迎。続いて子どもたちは各会場に分かれてスポーツ体験を楽しみました。
多目的グラウンドのサッカー教室では、サッカー部の学生たちが指導を行い、子どもたちは元気いっぱいにボールを追いかけました。総合体育館1階のダンス場では、新体操教室の参加者がリボンなどの手具に目を輝かせながら、講師の動きを懸命に真似する姿が見られました。同じく総合体育館1階の空手道場で行われた運動あそび教室では、「キッズスポーツ指導法実習」を履修するライフ・ウェルネス学科の学生が、子どもたちと触れ合いながら楽しく運動遊びを展開。最後に、「しっぽとり」では学生の腰につけたタオルをめがけて走り回る子どもたちの笑い声が響き渡り、会場は大いに盛り上がりました。
また、大江グラウンドの走り方教室では、陸上競技部の学生が「もうすぐ運動会の子は速く走れるように頑張ろう!」と声をかけながら、走り方のコツを伝授。最後は50メートル走の記録会に挑戦しました。保護者も熱心に指導を見守り、ともに学ぶ姿が印象的でした。テニスコートでのソフトテニス教室では、ソフトテニス部の学生が実演を交えながら指導し、子どもたちは一球一球を真剣な表情で打ち込んでいました。
サッカー教室に参加した小学1年の男子児童は「普段は少人数で試合をしているけど、今日はたくさんのお友だちと試合ができて楽しかった。来年も参加したい」と笑顔で感想を話してくれました。
すべての教室終了後、総合体育館などで学生たちから参加者へ景品を配り、交流を楽しむ姿が見られました。最後に全員で記念撮影を行い、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
本イベントの開催にあたりご協力くださった皆様、そしてご参加いただいた地域の皆様に心より御礼申し上げます。「KUMAGAKUスポーツフェスタ」は今後も地域との交流を深めながら継続して開催していく予定です。来年もクマガクで皆さんにお会いできることを楽しみにしています。