「アセスメントテストの意識調査結果を活用したFD」を開催しました

2025.12.01

 10月12日(水)、本学ファカルティ・デヴェロップメント(FD)委員会主催の「アセスメントテストの意識調査結果を活用したFD」を開催しました。本学では、令和元年度より学生の修学意欲の向上や教育課程の自己点検などを目的に、外部の標準化された「アセスメントテスト」を全学的に実施しています。同テストは、1年次と3年次の学生を対象に行われ、今年7月と9月に各学部のFDでアセスメントテストの結果を報告。今回はアセスメントテストに付随するアンケート(大学の印象、学修へ取り組みなど)結果をもとにしたFDとなりました。

 冒頭、講師の阿久根氏(株式会社ベネッセi-キャリア)が登壇し、アンケートの結果から熊本学園大学の特徴がいくつか見られ、全国の大学と比較しても概ね良好な傾向にあるということを紹介。その後、各項目についてデータを基に詳細な説明が行われました。「入学後の大学イメージの変化」では、「よくなった」と回答した割合が本学では30.7%で、全国の平均の28.8%を上回り、「学部や学科を(後輩に)お勧めするか」の問では、「とても勧めたい」「まあ勧めたい」といった肯定的回答が82.6%に達し、全国平均75.5%を大きく上回りました。その他、「キャンパス環境・学生サービス」、「就職・進路指導」「学生窓口対応」などの項目でも、「満足している」「まあ満足している」といった肯定的回答が8割以上を占め、全国平均を上回る高い評価が示されました。本学の建学の精神である「師弟同行」「自由闊達」「全学一家」が、学生の実感として現われた結果といえます。

 報告の終了後には、データの処理やアセスメントテストの運用方法などについて、参加者との活発な質疑応答が行われました。

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