商学部 水野ゼミが「(医)いけざわこどもクリニック」を訪問しました
2025.12.08
12月2日(火)、医療機関における経営戦略や事業多角化の取り組みについて調査することを目的に、商学科の水野真実准教授(専門:管理会計)のゼミ2年生10名が、「(医)いけざわこどもクリニック(合志市野々島)」を訪問しました。
一行はまず、看護師長・池澤千恵子氏の案内で院内を視察。同院では、一般的な小児科とは異なり、発熱患者と非発熱患者の待合室が分離されている点や、子どもたちが診察の順番を待つ間に退屈しないよう、ドラえもんをはじめとするキャラクターが随所に装飾されている点などについて説明を受け、学生たちは興味深く見学していました。さらに、通常は目にする機会の少ない処置室や点滴室も見学しました。
続いて一行は、クリニックに隣接するガーデンルームに移動し、学生たちが事前に準備した質問に基づき意見交換を行いました。「今後、強化していきたいサービスや設備投資はありますか」との学生からの質問に対し、池澤氏は「音楽ホールの建設を予定しており、その場で予防医学の啓発活動を行う計画です。通常のホールでも良かったのですが、せっかく造るのであれば魅力ある空間にしたいと考え、多目的に利用できる音楽ホールとすることに決めました」と回答。
ゼミ長の学生は、「会計分野に興味があり水野ゼミを選びました。将来は病院経営に携わりたいと考えていたので、今回の訪問は大変有意義でした。夢の実現に向け、さらに勉強に励みたいです」と感想を述べました。
