熊本学園大学日本語教員養成課程が「第7回留学生プレゼン大会」を開催しました

2025.12.16

 12月10日(水)、びぷれすイノベーションスタジオ(熊本市中央区)で、「第7回留学生プレゼン大会」が開催されました。本大会は、本学や熊本の専門学校、高等学校で学ぶ留学生の日本語能力向上、留学生を支えるホストファミリーや教員の交流、本学日本語教員養成課程の学生のスキルアップなどを目的に行うもの。運営は、本学で「日本語教員養成課程」(担当:塩入すみ外国語学部教授)を履修する学部生、大学院生が学生サポーターとして活躍する「熊本学園大学日本語クラブ(以下、「日本語クラブ」)」と、グローバル教育を企画提供する一般社団法人エジュ・エボリュ(樋口久美子代表)の共催で行いました。

 日本語クラブは2022年4月より、(一社)エジュ・エボリュの協力のもと、慶誠高校(熊本市中央区)の留学生への日本語学習サポートなどに取り組んでいます。7回目となる今回はセネガル、ガンビア、ネパール、オーストラリア、ニュージーランド、ノルウェー、台湾、韓国の8つの国と地域から、本学をはじめ、慶誠高校、文徳高校、城北高校、熊本外語専門学校で学ぶ10名の留学生が参加し、プレゼンテーションを行いました。

 司会は、本学の交換留学生であるキム ソヨンさん(韓国:大田大学校)、ホー ティ ジエウ レさん(ベトナム:ハノイ国家大学ハノイ校)が務め、流暢な日本語で進行。本学の交換留学生であるユン セナさん(韓国:大田大学校)は「私が日本に来て気づいたこと」というテーマで1年間の留学生活で自分が学んだことを発表し、「努力賞」を獲得しました。

 表彰式では「役に立ったで賞」「グッド・カルチャー賞」など各賞が発表され、会場の投票により決定する「オーディエンス賞」には、ミア エバンスさん(慶誠高校)の「『紅の豚』から読み解く日本語と英語のコミュニケーションの違い」が選ばれました。賞状と記念品が授与された後、本学日本語教員養成課程の第1期修了生でもある熊本外語専門学校専任講師の上野綾子氏が講評で、「それぞれの発表で私たちも学びと力をもらえます」と述べ、出場者に大きな拍手が送られました。

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