商学部新改ゼミ「マインド―」が崇城大学ビジネスプランコンテストでファイナルに進出しました

学生の活躍

2025.12.19

 12月13日(土)、崇城大学SoLAホール(熊本市西区)で「崇城大学第11回ビジネスコンテスト(主催・崇城大学/熊本県)」が開催され、商学部新改敬英教授のゼミ生2名が出場し、ビジネスプランを披露しました。
 今回のビジネスコンテストには総勢338チームが出場し、本学からは新改ゼミ1チームを含む計7チームがエントリー。一次・二次審査を勝ち抜き、ファイナルに進出したのは9チーム(通過率2.7%)のみで、本学学生のファイナル出場は3年連続となる快挙です。

 商学科4年の村上啓さん、中村一誠さんによるチーム「マインド―」は、成人の80%以上が仕事や人間関係などによるストレスを抱えて生活している現状に着目。「ストレス軽減策として『マインドフルネスプログラム』の有効性を示しつつ、既存の一般的なプログラムには継続性や習慣化の面で課題がある」と指摘し、「マインドフルネス」「VR」「武道」を組み合わせた新たなコンテンツ「SUGATA」を提案しました。
「『SUGATA』は、場所を選ばず、楽しみながら継続しやすい点が特長で、現代人の疲れた心を整えることに寄与する」と説明。惜しくも受賞には至りませんでしたが、完成度の高いプレゼンテーションに、会場からは大きな拍手が送られました。

 村上さんは「結果として賞はいただけませんでしたが、これまでのプロセスを振り返ると、人生において非常に有意義な2年間だったと自負しています。これからもさまざまなことに挑戦し続けたいです」と語りました。また、中村さんは「ビジネスプランコンテストへの挑戦を通じて、大学の授業で学んだマーケティングや会計の基礎知識を、自分たちのプランに応用することができました。授業ではなかなか経験できないアウトプットの良い機会となり、プレゼンテーション力や論理的思考力を高める貴重な経験にもなりました」と、充実した表情で感想を述べました。

 

※「マインドフルネスプログラム」とは、ストレスをた めることなく、創造的になるための物事の捉え方、考え方の1つです。東洋文化の中で根付いている「瞑想」を源流に持つこ の考え方自体は古くからあるものですが、近年になってグーグルやアップルいった名だ たるグローバル企業が、この考え方を取り入れており注目されています。

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