ホスピタリティ・マネジメント学科德永合同ゼミでゲスト講義

学び

2026.02.04

 1月26日(月)、ホスピタリティ・マネジメント学科の「ホスピタリティ・セミナーⅢ、Ⅰ、卒論セミナー(2年・3年・4年合同ゼミ)」(担当:徳永彩子教授)で、株式会社岩田屋三越・リーシング/ファッション&ライフスタイル 三越営業部部長の曽根ゆかり氏を講師に迎え、ゲスト講義を実施しました。本セミナーでは、ビジネスパーソンとして必要な視点や考え方を学ぶとともに、先輩社会人のキャリアをとおして、自身の将来や働き方について考えることを目的としています。

 曽根氏は「好きを見出すスキル~『自分事化』でキャリアはいくらでも面白くなる~」をテーマに、自身の学生時代から、株式会社岩田屋へ入社後、百貨店業界の大きな変化とともに歩んできた35年にわたるキャリアを自身のライフラインチャートを用いて紹介。百貨店業界の売上高がピークを迎えた時代から、消費に対する価値観の多様化やECサイトの普及など業界構造が変化するなかで、業務内容や役割が変わっても、自分なりのやりがいや強みを見出してきた経験が語られました。曽根氏は「キャリアは、どのような人生を送りたいかを軸に、目の前の経験を積み重ねていくなかで形づくられていくもの」と述べ、自分自身の価値観を大切にする姿勢の重要性を強調しました。

 講義では、学生時代に培われた人との関わりや、多様な価値観に触れた経験が、社会に出てからの仕事にいかされていることにも言及。また情報収集については、関心のある分野にとどまらず、あえて未知の分野に触れることで視野が広がるとし、書籍や新聞、実社会などを通じて、デジタルの情報に偏らない「リアルな場所でアンテナを張る」ことの重要性が紹介されました。

 質疑応答では、学生から寄せられた質問に対し曽根氏は、視点を変えて物事を見ることで周囲との関係性が変わり、仕事を楽しめるようになった経験や、就職活動では企業側に率直な質問を投げかけることで、自分と企業との相性を見極めていたことなどを具体的に説明しました。

 最後に曽根氏は、「人生は一度きりで、時間には限りがあります。考えすぎるよりも、まず行動することが大切。自分が大切にしたい価値観を見失わず、さまざまなことに挑戦して経験を重ねてほしい」と学生にエールを送り、講義を締めくくりました。

※ライフラインチャート…これまでの人生の満足度(幸福度)やモチベーションの起伏を、時系列(年齢)でグラフ化し可視化する自己分析ツール

※ECサイト(Eコマースサイト)…インターネット上で商品やサービスを売買するWebサイトの総称

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