飲酒事故防止講演会を実施しました

大学

2026.05.08

 4月29日(水)、第一部学生自治会厚生委員会主催の「飲酒事故防止講演会」が11号館1163教室で開催され、約150名の学生が参加しました。本講演会は、飲酒に関する正しい知識とその危険性を学生に伝え、飲酒事故を未然に防ぐことを目的として、同委員会が毎年実施しているものです。

 はじめに、吉川勝広学生部長が「新年度が始まり、新歓コンパなどの機会も増えてくる時期です。楽しい時間を過ごす一方で、ほんの少しの気の緩みや軽い判断が、大きな事故や取り返しのつかない結果につながることもあります。本日の講習を、自分自身の行動を見つめ直す機会として受け止め、周囲の人の命や安全を守るためにも、責任ある行動を心がけてください」と挨拶しました。

 続いて、学生課の岸本一也氏が登壇し、飲酒事故をどのように防ぐかについて講演を行いました。岸本氏は学生支援の立場から、多くの学生が20歳を迎え飲酒が可能となる一方で、アルコールに関する正しい知識や危険性が十分に浸透していない現状を説明。講演では、「大学生による飲酒トラブルは、依然として多く報告されている」としたうえで、「お酒は、ときに人の命を奪う危険を持っている」と話し、全国で発生している大学生の飲酒事故の事例紹介や、飲酒事故によって子どもを亡くした遺族の寄稿文を配布。「飲酒による事故やトラブルによって尊い命が失われることのないよう、また自らが重大な事故や問題を引き起こすことのないよう、責任ある行動をしてほしい」と強く訴えました。そして、「軽い気持ちの飲酒が取り返しのつかない結果につながることもある」と注意を促しました。

 また、「酔いつぶれた人を救う4つのチャンス」として、「①イッキはさせない・酔いつぶさせない、②酔いつぶれた人を絶対に一人にしない、③横向きで自然に吐かせる、④おかしいと思ったら、ためらわず救急車を呼ぶ」を遵守する必要があるとし、「まずは危険な飲み方をしない、させないことが重要。問題になったらどうしようなどと考える前に、まずは命を守る行動をしてほしい。命より大切なものはない」と呼びかけました。さらに、保健室ではアルコールパッチテストを通じて自分の体質を知る機会を提供しているなど、本学の取り組みを紹介しました。

 最後に、飲酒による身体的健康被害についても言及。大量の飲酒が脳機能の低下を招くという研究結果や、多岐にわたる疾患のリスク、さらには生活習慣病との関連性についても説明がなされました。「自分だけではなく、周囲の人の命を守る行動を取ってほしい」と講演を締めくくりました。

 講演を受け、厚生委員会理事長の吉本晴輝さん(商学科4年)は「この時期は、お酒を伴う場面も増えます。無理にお酒を飲ませることは大きな事故につながります。今日の内容をサークルごとに皆で共有するようにしましょう」と学生に呼びかけました。

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