オーストラリア次期駐日大使訪問団が本学を訪問しました

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2026.05.22

 5月14日(木)、オーストラリア次期駐日大使のアンドリュー・シーラー氏と在大阪オーストラリア総領事のマシュー・タープストラ氏をはじめとする、5名のオーストラリア次期駐日大使訪問団が本学を訪問しました。熊本日豪協会の会長である目黒純一氏(学校法人熊本学園大学理事長)をはじめとする、熊本日豪協会(Kumamoto Japan-Australia Society)の関係者17名が出席しました。次期駐日大使が熊本県を訪問するにあたり、これまで両国の発展に貢献してきた熊本日豪協会関係者との面談を希望されたことで実現したものです。なお、令和8(2026)年は、日豪友好協力基本条約締結50周年の節目の年にあたり、今回の訪問は日本とオーストラリアのさらなる交流・連携の発展につながる機会となりました。

 はじめに、熊本日豪協会会長の目黒純一氏が英語で来訪を歓迎しました。挨拶では、熊本日豪協会が2023年に創立50周年を迎えたことに触れ、「記念式典では、元駐日大使よりオーストラリアの花で作られた花束と温かいメッセージをいただいた」と紹介。また、「50年にわたる協会の歴史は、多くのオーストラリア、日本、熊本の人々によって築かれてきた」と振り返りました。また「今年は日豪友好協力基本条約締結50周年という節目の年。これまで築いてきた両国の絆と民間交流のつながりを次世代へ引き継いでいきたい」と思いを語りました。

 続いて、オーストラリア次期駐日大使のアンドリュー・シーラー氏が挨拶し、日豪関係の中心には「人と人とのつながり」や教育交流があると述べました。また、大使館通訳官のオーティス・マッカロク氏はかつて交換留学生として本学で学んだ経験があったことに触れ、両国の交流の深さを示す一例として紹介しました。さらに、戦後間もない時期に日本人とオーストラリア人の若者が協力して保土ヶ谷墓地の設計に携わった歴史に触れ、「和解と協力の象徴」として紹介。戦後から現在に至るまで、日本とオーストラリアが貿易やエネルギー、安全保障分野で強固な協力関係を築いてきたことを振り返りました。また今後については、AIやデータセンターなど新たな分野での連携拡大にも期待を示し、「両国のパートナーシップは、今後も困難な時代を乗り越え、さらなる発展につながっていく」と展望を語りました。

 その後の熊本日豪協会関係者による挨拶では、(公財)日本民謡協会九州地区委員長で民謡竹峰流宗家二代目の福島竹峰氏が、熊本の民謡「ぽんぽこにゃ」を三味線で披露しました。また、松尾和子氏からは1943(昭和18)年、叔父である松尾敬宇海軍中佐の遺骨がオーストラリア軍の海軍葬により弔われ、故郷へ返還されたことや、その後も続くあたたかな交流について感謝を述べました。

 訪問団の来学を記念し、熊本日豪協会から熊本県の伝統工芸品である「肥後まり」が副会長で九州電力㈱執行役員熊本支店長の永原聖也氏から贈られ、両国の絆を深める温かな交流の場となりました。

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