令和8年度春期公開講座が開講しました
2026.06.12
6月6日(土)、「新1号館 みらい」2階121教室で「情報化社会の光と影」をテーマに令和8年度春期公開講座が開講しました。本講座は6月27日(土)までの全4回を予定しており、初回となる今回は、商学部の得重仁教授(専門:情報通信工学)が登壇。「情報ネットワークの普及によるプラス面とマイナス面」と題し講演を行い、44名が参加しました。
講座の開講にあたり、公開講座運営委員長である米田耕士准教授が「平成3年度より大学の教育・研究成果を社会に還元する取り組みの一環として開催しており、受講生の皆さまにとって有意義な知見や示唆を得る機会となれば幸いです」と挨拶。続いて本講座コーディネーターの土井文博教授が今回のテーマについて「現在はドラえもんのひみつ道具を超えるほど便利なことが実現できている一方、命に関わる危険なことも起きています。いま一度しっかり捉え直すべきと考え企画しました」と話しました。
続く講座では、得重教授が、情報化社会の光(プラス面)の部分として、SNSによる人間関係の広がりやネット通販の利便性向上、生成AIの活用、さらには災害時の迅速な安否確認といったメリットを紹介。一方で影(マイナス面)の部分として、フェイクニュースの拡散や年々巧妙化するネット詐欺、スマートフォンへの過度な依存など現代社会が抱えるリスクを挙げました。 得重教授は、トラブルを防ぐために「怪しいと思ったら一瞬立ち止まる」といった知識を持つことが重要であると強調。デジタル技術に支配されることなく、賢く取り入れ、正しく知り、自身のペースで楽しく使うよう「焦らず、無理せず、楽しく」と呼びかけました。
また質疑応答の時間では、受講生から「同世代間でSNS利用や知識に差があることの悩み」「熊本地震の際、回線がパンクするのでLINE利用を控えるよう呼びかけがあったと記憶している、最近はどうなのか」といったさまざまな質問が寄せられ、得重教授は一つひとつ丁寧に回答しました。講演後も活発に質問する受講者の熱心な姿勢が伺え、盛況のうちに初回の講座は終了しました。
