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元日本代表・宮市亮選手による「新しい学校部活動」指導者育成プログラムに本学学生が参加
2026.06.10
6月9日(火)、熊本市立託麻南小学校にて開催された「トップアスリートと考える『新しい学校部活動』推進事業 ~サッカー教室を通じた指導者育成プログラム~」に、本学サッカー部の学生が参加しました。
本事業は、熊本市教育委員会および一般社団法人くまもと学校部活動支援機構の共催で、令和9年度からの新しい部活動制度を見据え、学校部活動を支える指導者の育成・確保を目的として実施されたもの。当日は、Jリーグ・横浜F・マリノス所属で元日本代表の宮市亮選手を講師に迎え、長嶺中学校サッカー部の生徒47名と大学生、現役部活動指導員らが集いました。
はじめに行われたトークセッションでは、宮市選手が自身の競技経験や度重なる大けがを乗り越えてきた経験をもとに、けが予防や選手とのコミュニケーションの重要性について講話を行いました。宮市選手は、海外での経験を踏まえ、「身体のケアだけでなく心のケアも重要である」と説明。けがには避けられないものもある一方で、選手と指導者のコミュニケーションによって防ぐことができるものもあると語りました。
また、「選手がどのようなことを抱えているのかを感じ取ることが指導者には求められる」と話したうえで、「選手自身も自分の状態や気持ちを言葉にする勇気を持ってほしい」とメッセージを送りました。さらに、「本当はプレーできる状態ではないにもかかわらず、『大丈夫です』『できます』と言ってしまうような関係性そのものが問題である」と述べ、「けがによって失われる未来をつくりたくない」と、選手が安心して本音を伝えられる環境づくりの大切さを訴えました。
続いて行われた実技セッションでは、大学生や部活動指導員が中学生とともにトレーニングに参加。宮市選手の指導を間近で見ながら、技術指導だけでなく、選手とのコミュニケーションや関わり方について学びました。また、宮市選手は「社会に出るうえで必要なあいさつや礼儀は大切にしながら、ピッチの中では純粋にサッカーを楽しんでほしい」と中学生たちにエールを送りました。
最後の質疑応答では、本学学生が、けがをした選手への関わり方について質問。宮市選手は、自身の経験を踏まえながら、「けがから学ぶことも多くある。その選手にとって今必要な経験が目の前にあるだけだと思う。周囲は特別扱いするのではなく、これまでと変わらず接してあげることが一番のサポートになる」とアドバイス。選手に寄り添う指導者としての在り方を考える貴重な機会となりました。
参加したサッカー部主将の髙下真暉さん(商学部4年/熊本商業高校出身)は、「けがへの対策だけでなく、選手と指導者がコミュニケーションを取ることの大切さを学ぶことができた。今回得た学びをチームに持ち帰り、選手同士や指導者とのコミュニケーションを大切にしながら、リーグ戦での勝利につなげていきたい」と話しました。
本学では今後も、地域と連携したスポーツ活動への参画を通じて、学生の実践的な学びと地域スポーツの発展に貢献していきます。
