令和8年度学翔学会定期講演会が開催されました

学生の活躍

2026.07.16

 7月8日(水)、14号館高橋守雄記念ホールにて学生団体組織である「学翔学会」が主催する「令和8年度 学翔学会定期講演会」が開催されました。この講演会は、学生生活の質を高めるとともに、学生同士の交流を促すことを目的に実施され、これまでにも多彩な講師を招いて開催されてきました。今回はお笑い芸人のワッキー氏(ペナルティ)を講師に迎え、「全ての大病を患う方に勇気を」をテーマに講演が行われ、約130人の学生・教職員が聴講しました。

 「学翔学会」会長の稲田玄さん(経済学科4年)は、「昨年から引き継いでいる『メンタル面』というテーマにおいて、ワッキーさんの『大病からの克服』という経験談が一番学生に響くのではないかと思った。学生の皆が何か一歩を踏み出す『勇気やパワー』を持ち帰ってもらえるような場にしたい」という強い思いで、今回の企画・準備を進めてきたと語ります。

 講演では、2020年に発覚した中咽頭がんという大病、そして過酷な闘病生活を乗り越え、現在も後遺症と向き合いながら舞台に立ち続けるワッキー氏のリアルな言葉に、集まった学生たちは真剣に聴き入っていました。過酷な闘病を支えたのは「お笑いの力」と「必ず舞台に戻るという強い意志」だったというエピソードや、「まさか自分が病気になるなんて」というワッキー氏の言葉は、予期せぬ病気や困難は誰にでも起こり得るという教訓として学生たちの胸に深く刺さりました。

 質疑応答では、自信が持てずネガティブになってしまうという3年生の男子学生に対し、ワッキー氏は「大勢の前で弱さを話せる君はすごく勇気がある」と称賛。自作の四字熟語『工夫楽転』を交え、辛いことも工夫次第で楽しく転じさせられると温かくエールを贈りました。学生たちの等身大の悩みに真摯に向き合う講師と、未来へのヒントを掴もうと次々に手を挙げて言葉を交わす学生たちの熱気に包まれ、会場は終始笑顔の絶えない一体感にあふれていました。

 講演後、聴講した商学科1年生の男子学生は、「辛いことや苦しいことが起こっても、前向きに捉えることで明るく乗り越えられるのだと教わりました」と感慨深く話しました。また、副会長の冨貴光透さん(経済学科4年)は、「病気の有無にかかわらず、苦しい時に強い意志を持ち、誰かに支えてもらう大切さを学べた。参加した人のメンタルにプラスになれば嬉しい」と振り返りました。会長の稲田さんは、「学翔学会としてのイベント開催実績が少ないなかで、今回の講演会をやり遂げられたことは組織の大きな一歩。この成功をきっかけに、これからも各サークルの活動をさらに盛り上げていきたい」と、今後の活動への意欲を語りました。

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