子ども家庭福祉学科の吉津ゼミ4年生が宮古島でフィールドワークを行いました

学び

2026.09.16

 9月3日(木)、4日(金)に社会福祉学部子ども家庭福祉学科吉津晶子教授(専門:保育学・学校教育学)4年生のゼミ生5名が、沖縄県宮古島市の「はなぞのこどもえん」を訪れ、保育実践を中心としたフィールドワークを行いました。今回のフィールドワークでは、熊本とは異なる自然や文化、生活環境のなかで育つ子どもたちと実際に関わることをとおして、地域と子どもの育ち、保育とのつながりについて学びました。

 学生たちが特に大切にしたのは、自分たちが経験したことをそのまま話すのではなく、幼児期の子どもたちに何を、どのように伝えるかということ。子どもの理解度に合わせて言葉を選ぶとともに、必要以上に不安や恐怖を与えないよう表現を工夫しながら、自らの被災体験をもとに「命を守る」ためにどのような行動をとればよいのかを伝えました。

 子どもたちは学生の話に熱心に耳を傾け、地震や避難について多くの質問を寄せました。学生たちは、子どもたちの反応や理解を確かめながら、一つひとつの質問に丁寧に答えました。また、くまモンや熊本の特産品をクイズ形式で紹介したほか、熊本の童歌「あんたがたどこさ」に合わせた手遊びやリズム遊びを行うなど、熊本の文化を伝えながら子どもたちとの交流を深めました。

 学生たちにとって、単に子どもと楽しく遊ぶだけではなく、「何を伝えたいのか」「子どもにはどのように伝わるのか」を考えながら関わることの大切さを実感する機会となりました。子どもの表情や言葉、質問を受け止め、その理解に合わせて言葉や表現を選びながら対応していく経験は、保育者をめざす学生にとって実践的な学びとなりました。

 さらに、宮古島の自然や文化、そこで暮らす子どもたちの姿に直接触れることで、地域による生活環境の違いを知るとともに、自分たちがこれまで学んできた保育を新たな視点から捉え直す機会にもなりました。

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