商学部の「マーケティング論Ⅱ」で、大正製薬株式会社の星新児氏がゲスト講義

学び

2026.10.23

 10月13日(火)、商学部の吉川勝広教授(専門:マーケティング論)が担当する「マーケティング論Ⅱ」の授業で、大正製薬株式会社マーケティング本部メディア推進部の星新児氏によるオンラインゲスト講義が開催され、受講生約80名が聴講しました。

 これは、本学が熊本県内の大学として初めて、同社との産学連携プログラム「大学生が考えるリポビタンD価値創造プロジェクト」に参画したことから実現したもの。同プロジェクトは、全国8大学のマーケティングを学ぶ学生が参加し、「リポビタンD」の新たな価値創造や活性化策の提案に挑む同社初の単独主催事業です。「人々の健康と社会への貢献」を企業理念に掲げる同社のもと、学生たちが企業の実践的な学びに触れ、新たな発想や挑戦する力を育む貴重な機会として、本学からは吉川ゼミの2年生が挑戦します。

 講義のなかで星氏は、自社の概要や主力商品の特徴を紹介し、自身の30年にわたって経験した営業現場やPR・ブランド戦略などをもとに、まずは理想の姿をありありと思い描き、その理想と現状とのギャップから課題を抽出してPDCAサイクルを回し続けるブランド戦略の重要性を解説。さらに、マーケティングの基本フレームワークである「4P(Product、Price、Place、Promotion)」にもとづき、1960年代以降の社会変化や法規制の変遷のなかで、同社が商品を置く薬局・薬店との信頼関係や店頭展開をどのように築いてきたか、また長年のラグビー日本代表支援などを通じていかに「頑張る人を支える」というブランドイメージを確立してきたかを具体的に説明しました。そのうえで、時代の変化に伴い、現在は若い世代や大学生を新たなターゲットとした新しいブランドの構築やアプローチの方法に注力している現状が語られました。

 質疑応答の場面では、受講生から「広告作成におけるAI活用」といった先進的なテーマについて質問が寄せられ、星氏は若年層へアプローチするなかでのAI導入という同社の新たな挑戦に触れながら、丁寧に回答しました。企業の最前線の思考や戦略に触れ、学生たちにとって、今後のマーケティング修得に向けて大きな刺激と学びを得る貴重な機会となりました。

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