商学部と熊本商業高校との高大連携プログラムを実施

2023.07.28

 7月19日(水)、令和5年度熊本商業高校高大連携プログラム(大学体験)を実施しました。今年で12回目となるこの取り組みは、本学商学部が熊本商業高校3年生の希望者を受け入れて行う高大連携プログラムで、高校生63名が参加しました。

 14号館高橋守雄記念ホールで行われた全体会では、伊津野範博商学部長が、商学部の学びのほか履修方法や単位修得、資格取得など大学生活全般について解説し、「大学での学びは主体性を持つことが重要です。積極的に新しいことに挑戦して、それぞれに可能性を広げてください」と激励。続いて、同校出身の林里梨花さん(商学科3年)、島田梨菜さん(ホスピタリティ・マネジメント学科3年)、内田多喜人さん(商学科/会計専門職コース4年)が登壇し、各学科の魅力やゼミで力を入れていること、学生生活などについて、具体的なエピソードを交えたプレゼンテーションを行いました。飾らない学生たちのエピソードに、会場からは時折笑い声があがるなど、和やかな場面も。「エアラインの科目が受けたくてこの大学を志望したが、入学後にブライダルなど他にも魅力的な科目があり視野が広がった。就職先を考えるうえで選択肢が増えた」「インターンシップ先で会計士の実務に触れ、勉強へのモチベーションが上がった。大学での4年間で『何を頑張ったか』と問われたときに、何か一つでも自信を持って答えられるように頑張ってほしい」と、母校の後輩たちへメッセージを送りました。

 その後、4つの模擬講義が実施され、情報処理やホスピタリティなど、生徒たちが興味や関心を持った授業をグループに分かれて受講。ホスピタリティ・マネジメント学科の波積真理教授(専門:フードビジネス)による「流通業とホスピタリティ」では、有名テーマパークや大型ショッピングモールを題材に、会社の社会的役割や組織、働き方やサービスについて説明。従来の一方通行型のサービスに加え、顧客満足度に注目した「心のサービス=ホスピタリティ」を学びました。

 最後のキャンパスツアーでは、e-キャンパスセンターでのパソコン操作体験や、図書館内の見学を実施。生徒たちは実際に施設を見て、触れながらキャンパス体験を楽しみました。

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